ポングとベース

ベース楽しむ人生を

Jiraud Black Cloud 5 Limited   PUについて

コントロール系の解説の前にまずはジラウドのPUの話。 ジラウドは高出力とかパワーが凄いなんてレビューされる事もあるかと思いますが、実はPUは意外なぐらい昔ながらな感じで普通とすら言える物でもあるのかもしれません。 アルニコとエナメル線を使用する…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  コントロール系について

このブラッククラウドのコントロール系ですが、以下の構成になっています。 ・ボリューム(JFDTスラップモードのオン/オフ) ・バランサー(Wシールドのオン/オフ) ・ベース ・トレブル ・フロントPUのパッシブトーン(プルアップでオン) ・プリスルースイ…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  24フレットじゃない理由?

これもジラウドならではの拘りだと思いますが、ほんの一部を除き24フレットの楽器が存在していません。自分の所有しているW-BASSなどはフレットレスであり、その中でもちょっと特殊な楽器なので大分条件が違うかなと。 21+3の着脱式延長指板の試作品なんか…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  シャム柿指板とタッチレスポンス

このブログを始めて以来、しつこい程にタッチレスポンスについて話してきたんじゃないかと思いますが、このブラッククラウドはやはりその集大成と言うかその点について次元の異なる楽器なんじゃないかと感じます。 指板に関してはシャム柿以外の物を見た事が…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  頼れるネック

長い年月を共に過ごしてきた楽器がほとんど存在しない為、他と比較してジラウドのネックが特別に傑出しているのかどうかは分かりませんが、高密度で安定した材を使用し頑丈でしっかりしてるのは確かだと思います。 中には極太のフラット弦を張っても全く負け…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  ヘッドデザインとテンションバランス

テンションバランスという言葉が正しいかどうかはともかく、感覚としては非常に大事な要素ではないかと。 今ではパーツから弦から何から含め多弦ベースの改良もかなり進んできた印象ですが、一昔前は本当に酷い物が多かった気がします。 特にローB弦がベロン…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  コントロールパネルとザグリ

ハイエンドと呼ばれていたり凝った木材を使用しているのに裏側に馬鹿でかいプラスチックの蓋があったりすると非常にガッカリなところ。 百歩譲って軽量化を狙うとかアコースティック感などを狙う意味でそうしてるならまだしも、ただ単に無闇に大きく削ってい…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  3Dデザインボディ

ジラウドならではの特徴と言えば、この3Dデザインのボディシェイプもそうではないかと。フラットトップの物と比較するとその違いは明らかだと思います。 複雑なカッタウェイが施されたオリジナルデザインは非常にユニークであり、様々なメリットも得られる印…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  ディープジョイントに慣れる

非常にメリットが多いと思うディープジョイントですが、やはりある程度の慣れは必要になるかと思います。 自分はもう完全にこれに馴染んでしまった為、通常のジョイントだと逆に違和感がある様な体になってますが、苦手に感じるのも確かに分かる話。 特にハ…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  ディープジョイントの魅力

ジラウドならではの特徴なのはやはりディープジョイント。一部を除いたほぼ全てのベースの共通仕様になっていると思います。 J-BASSが基本であるこのブラッククラウドも当然の事ながらディープジョイント。そして勿論、その効果は絶大ではないかと。 よくあ…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  真ん中の存在

ブラッククラウド最大の特徴はセンターにはめ込まれたシャム柿材の存在。これが無いとJ-BASSと言うモデルになってしまう為、非常に重要なポイントではないかと。 とは言え3ピースのボディやスルーネックの物とは異なり、1ピースのボディに1cm程の厚みの板を…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  1ピースホンジュラスマホガニー

このベースの大きな特徴の一つは貴重なホンジュラスマホガニーが使われている事ではないかと思います。しかも最近流通している物とは異なり、かなり以前に輸入されずっと眠っていた古木との事。 おまけに1ピース材と言う贅沢仕様。ブラッククラウドのオーダ…

Jiraud Black Cloud 5 Limited  不動のメインベース

手に入れてからもう7年か8年か、これ以上の物には出会えないだろうなと感じる一本。ジラウドから6弦が出ない限りメインの座から降りる事はないと思います。 同じ仕様の物はこれを含めて二本だった記憶がありますが、それぐらい貴重でありクオリティも本当に…

100

ブログを始めてこれで100記事目。正直言ってすぐやめるだろうなと思いながら始めたんですが、意外と楽しく続いたのでまた今後も地道に更新していこうかなと。 で、今までみたいな感じの書き方と縛りだとちょい窮屈になってきたので、これからはもうちょっと…

4弦パッシブ・アンプ直の利点?

「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」 なんて台詞が某漫画にあったりするが、 今まで使ってきた弦代や電池代などを合わせるとどれ程のものになるのか、 真面目な話ちょっと笑えない事になるんじゃないかって気がする。 特に自分などは4弦歴が…

Richard Cocco ベース弦 ステンレス

もう10年以上は世話になっているであろう弦。 最近は以前と品質が変わった様な印象を受けたり、 ちょっと安定感が無くなってきた気もするのが残念なところだが、 それでもこの弦が自分に一番合っていると感じる次第。 指でもスラップでも何でもバランス良く…

続・エフェクターが苦手な本音

エフェクターを通す事による音痩せや変化を気にする場合、 トゥルーバイパス仕様が気になってくるのが定番の流れかと思う。 例えスイッチをオフにしようが問答無用で劣化するなんてのは確かに勘弁だし、 それを通しただけで明らかに音が変わる様な事態は避け…

エフェクターが苦手な本音

音痩せするのが嫌とかシンプルにベース本来の音をとか、 そんなもっともらしい理由を語りたいところだが、 正直な事を言うと扱いが面倒ってのが一番辛い問題だったりする。 本格的なボードを組むと重さがそれはそれは凄い事になるし、 移動がきつくなるのが…

グライコ遊び

www.youtube.com 31バンドのグラフィックイコライザーを手に入れた時にやってた遊び。 動画自体は6年ぐらい前に撮ったものなので流石に詳細は覚えてないが、 JFDTのスラップモードの様な音を作れないかと色々弄ってたのは記憶にある。 最初はプリスルーでベ…

K&R Groove Comp

その必要性や有用性は分かるけどコンプと言う物がそんなに好きではない自分。 どうもその圧縮感とか音抜けが悪くなる感じが苦手だったりする。 音色の変化もそうだが何よりタッチレスポンスが悪くなる感覚が駄目と言うか、 通すだけで音が飛ばなくなる様な遅…

動画集め(2)Chris Brubeck リッケンでジャズ

エレクトリックベースでジャズをやろうと言う場合、 イメージ通りにならないと大体の人がまず困惑するんじゃないかと想像する。 エレクトリックベースがジャズで否定されるのにうんざりと先日言ったものの、 しかしその気持ちは分かる気もするところなのが悲…

ジャズ界隈が苦手な話でもしてみる

ジャズ自体は好きだけどジャズ界隈の雰囲気は苦手な自分。 偉そうだったり説教臭い感じも嫌だし古臭さに酔ってる感じとかも苦手な印象。 排他的な雰囲気とかそれを誇りにしてる節にもうんざりする。 最近はどうか知らないがエレクトリックベースに対しての拒…

縦振動のタッチとフィンガーランプ

最近は標準で装着されている事もあるフィンガーランプ。 簡単に言うと指が深く入らない様にする為の板と言うところか。 2PUのベースならその間を埋める様に付けられている事が多い。 より速く弾く為だけでなく音の粒を安定させる為にも非常に大きな効果があ…

Moody Leather Straps ベースとストラップ

演奏において地味にポイントになってくるのはストラップの様な気もする。 絶対に座って弾くなんて拘りでもない限りはほとんどの人に必要になるはず。 安っぽく頼りない物は疲れやすいし演奏にも影響が出てしまう可能性がある。 特に重いベースや多弦の使用に…

脱力は大事だけど疑問もある

無闇な根性論や独学自慢なども最近では随分と減ってきた気がするし、 脱力する事の重要性もよく語られているのではないかと思う。 縦振動のタッチの習得に挑むにも脱力が非常に大事な印象であり、 力任せに弾くのではとても辿り着けない領域がある様に感じる…

歯の恐怖と演奏における影響を考える

突然の歯痛に襲われもう十日以上は苦しみ続けた。 歯が軽く接触しただけでも痛みが出るので食事も睡眠もまともに取れない日々。 歯医者で診断してもらってもレントゲンを撮ってみても原因は不明。 見た目にそんな虫歯は確認出来ないし膿が溜まっている様子な…

ホールド感の重要性

楽器本体をしっかり安定させるかどうかというのは、 演奏するのに非常に重要なポイントなんじゃないかと思うところ。 ホールド感という言葉と表現が本当に適切なのかどうかは分からないが、 実際問題、このホールド感が甘いと様々な弊害が生じるんじゃないか…

初心者向け楽器の疑問

レッスンをしたと言うのも大袈裟な様だが先日の体験で改めて強く感じたのは、 初心者向けとか入門用なんて言われてる楽器への疑問かもしれない。 これから楽器を始めようって人に本当におすすめなのかと悲しくすらなった。 とにかく弾き難いし音も抜けないし…

ギタリストにベースを教えてみた

友人のギタリストがベースを教えて欲しいと我が家を訪問。 ギター教室の発表会で生徒をサポートする為にベースを弾く事になったそうな。 完全にギターの感覚と延長でしか練習してないのでチェックして欲しいとの事。 また、今から指弾きを身に付けるのはきつ…

速い音、遅い音、遠い音、など

音が速いの遅いのと言っても時速何kmで出るとかそういう話の事ではない。 非常に曖昧で感覚的な話だと思うし本来はどんな表現が的確なのか分からない。 しかしそんな言葉で説明せずともこの感覚が分かっている人は意外と多いはず。 例えば空間系のエフェクタ…

こんな楽器作りは嫌だ

俺らしい個性的な楽器を作ろう! シェイプも凝った物にして存在感を出そう! でも木材らしく温かくナチュラルで良い音がする物にしよう! どうも輪郭が無いから硬い木を貼ってみよう! 今度は硬すぎたから色々組み合わせてみよう! どうせなら豪華に見える派…

アンプの入力とかアクティブとかパッシブとか

楽器用アンプなどの機器には入力がハイとローとあったりもするが、 これがインピーダンスの事を指しているのかゲインの事を指しているのか、 実はよく分からない場合が多いんじゃないかって気がするところ。 例えばジラウドのJFDT-HAなどにもハイとローの切…

ジラウドと先入観

スラップモードに代表される様なクリーンな音のイメージがあるジラウドだが、 古くから叩き上げてきたものに触れるのも良いと言うか、 ローファイ系だったり無骨でイナたいサウンドなんかも実は得意な印象。 ワイドレンジでハイファイとか高速レスポンスなん…

Jiraud Slapper JFDT フルディスクリートプリアンプ

ジラウドのプリアンプJFDTをアウトボード仕様にしたのがスラッパー。 名前からの印象だけだとそのものずばりスラップ専用みたいに思われそうだが、 実際は非常に幅広く対応可能な高性能プリアンプとして使用する事が出来る。 純粋なバッファである同社のアク…

Jiraud Type4 Farad ケーブル

他に何を使っていただろうか?と言うぐらいずっと長く使ってるケーブル。 ギタリストの友人とブラインドテストなんかをした事もあるが、 これが圧倒的にレンジが広く解像度にも優れているのが分かった。 かと言って小綺麗にか細く聴こえるだけという物なので…

Jiraud Accelerator Active Balancer バッファアンプ

今時バッファの話なんて珍しくも何ともないかもしれないが、 その重要性を考えるともっとちゃんと注目されても良い様な気がするところ。 バッファに対し独自の味付けや音作りを求めるのは目的が違うかなと思う。 ハイインピーダンスの信号をローインピーダン…

動画集め(1) Anthony Jacksonとボリュームペダル

ボリュームペダルによるバイオリン奏法は誰でもやるか考えるかもしれないが、 アンソニー・ジャクソンの域まで鍛え上げるともはや芸術な気がする。 低い音や単音を伸ばしてそれらしく演出するのはある意味簡単だが、 かなり細かいパッセージでもアタックを消…

縦振動のタッチとグルーブ

「グルーブなんて感じるもんだ!理屈じゃないんだよ!」 なんて言われ困惑したり答えも無くずっと悩み続ける事も珍しくないかと思う。 実際、そうとしか言えないものなのかもしれないし、 いくら考えようとも理想的な答えなんて出ないのも確かな気はする。 …

縦振動のタッチとフルチューン

縦振動の練習をするにはとりあえずOPBを弾くのが一番良いかと思うが、 ある意味ではそれ以上に難しいのがジラウドのフルチューンかもしれない。 電気的に高速な特性を求めるのであればこれ以上の仕様はないんじゃないかと。 また、ジラウドは電気的な要素に…

縦振動のタッチとパッシブ

パッシブこそが真の音みたいな妄信はどうでもいいと以前から話してきたが、 それでタッチを鍛える事で結果が出るのも実は確かなんじゃないかと思ってる。 実際、自分も純パッシブのOPBで散々練習をしてきた。 正直な話、酷いアクティブベースなんかを使うぐ…

縦振動のタッチとアクティブ

「アクティブは嘘っぽい。誰が弾いても同じ感じがする。」 なんて事がよく言われてたりもするがそれは反論もあるし同意もするところ。 インピーダンスの処理を考えるならばパッシブそのままが理想とは思えないし、 それで純粋で素直な音が出てくれるとは自分…

縦振動のタッチと初心者

縦振動は非常に高度で初心者にはハードルが高すぎるとも思われそうだが、 まだ変な癖が付いてなかったり指が固まってない方が実は有利かもしれない。 知人から聞いた話だが夫婦でジラウドに行き縦振動を教わってみたところ、 何と全くの初心者の奥さんの方が…

縦振動のタッチとエージング

以前からボディ鳴りやエージングについて話してきたが、 縦振動とも大いに関係があるんじゃないかと思う。 前の縦振動のタッチと生音の話を考えると分かりやすいかもしれない。 それだけボディに振動が伝わりやすいと言うか縦振動は生音からして変わる。 弾…

縦振動のタッチとレスポンス

タッチレスポンスと言う言葉をジラウドではよく聞く事になるかと思うが、 自分でどう説明したものかといざ考えると意外に難しい。 デジタル機器を扱っててタイムラグなんかを認識した場合、 恐らくは多くの人が気持ち悪い印象を覚えるかと想像する。 弾いた…

縦振動のタッチと練習環境

縦振動の実感と言うかタッチの変化を認識し難い楽器があると話しているが、 これはアンプシステムなどの環境についても同様だと思う。 世の中にある楽器用アンプのほとんどは物凄く濃い味付けをしてる印象。 それだけ回路的にも余計な物が多く結果的に様々な…

縦振動のタッチとフォーム

縦振動の練習に取り組むにあたってまずは指の使い方を意識すると思う。 ジラウドに行った人は第三関節を上手く使う事を教わるかもしれない。 実際それが本当に大事だと感じるし一つの運動としても理に適ってる印象。 ベースの場合は太く張りも強い弦と向き合…

縦振動のタッチとスピード

良い音を出すにはタッチスピードが重要と先日話したが、 これは速いフレーズを弾けなければいけないという類の意味ではない。 どんなに速く弾けてもタッチスピードは大した事ないと見る事も出来ると思う。 速弾きの話と絡めた為に少々ややこしくなってしまっ…

縦振動のタッチと速弾き

「縦振動のタッチ」と一言にまとめてしまうと、 限定的だったりまたは特殊な奏法の様に認識されがちな気もする。 実際、それならではのサウンドがあるのは確かだと思うし、 完璧な縦振動による凄まじく濃密な低音には憧れを感じる。 しかしそこだけを目指す…

縦振動のタッチとフレット

縦振動のタッチを実践・実感するにおいて難しい楽器がある。 以前のエージングの話と同じ事を言う様かもしれないが、 24フレット以上や低弦高のセットアップの楽器だとかなり厳しくなる印象。 単純に弦がフレットにぶつかってしまうリスクが高くなる事と、 …

縦振動のタッチとPUの磁界

縦振動が重要になるのはPUの特性による面も大きい。 フェンダー系のベースで言えばJBとPBとではやはり反応が異なる PBタイプの方が磁界が広く振動方向・タッチに対しては寛容かもしれない。 極端な例で言えばOPBに搭載されている様なPUはタッチに対し本当に…