2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Anthony Jacksonのタッチなどについて語る

タッチコントロール 先日ふれた横振動や回転運動などのコントロール。これが異常に上手いプレイヤーと言えばアンソニー・ジャクソン。楽器本体にトーンはおろか、ボリュームのツマミすらない楽器を操っているだけあって、そのタッチコントロールへのこだわり…

縦振動のタッチの研究 (31) 初動の水平運動、その後の回転運動について考える 

弦の初動 縦振動で弾くにも横振動で弾くにも斜め方向だとしても、弦が元の位置に戻ろうとするその初動は水平運動と言うか、直線的な動きになるのではないかと想像します。 そこでいかに最短で綺麗な軌道を実現するか、垂直に押しこんだ弦がそのまま垂直に戻…

縦振動のタッチの研究 (30) ベースの速弾きや3フィンガーなどへの恩恵 

縦振動への先入観? 太い音の出し方がどうとか、一音の説得力がどうのって話をしていると、テクニカルな演奏とは真逆なイメージをしてしまうんじゃないかと想像。 そして、そういった先入観によって縦振動のタッチに興味が持てない人などもいるんじゃないか…

縦振動のタッチの研究 (29) ベースの練習の成果、その効果をより実感する為に 

楽器の選択が大事 縦振動のタッチを習得するにあたって効率を求めるのであれば、これはやはり、タッチによる変化がちゃんと表れてくれる楽器を弾くことが重要になります。 反応が鈍くさかったり希薄なものだと練習だって面白くも何ともありません。 地道に長…

縦振動のタッチの研究(28) 音を太くする為の練習方法について 

練習方法 縦振動のタッチを習得するにあたり、具体的にどんな練習をしているのか? まずは3弦(A)の5フレット(D)を押さえ、一音一音、ひたすら地味に確認しながら弾くのがおすすめ。 自分の場合、 ・いかに弦を垂直に押しこむか? ・いかに方向がブレないよう…

縦振動のタッチの研究 (27) ベースと脱力、フィジカルや楽しさについて 

脱力は大事だけど疑問もある 縦振動のタッチを実現するにあたって重要になるのが脱力。 今の時代、無闇な根性論は減りつつある印象ですし、脱力に対する関心も高まってきてるんじゃないかと思います。 とにかく握力を鍛えろだの、腱鞘炎は勲章だの、そんな話…

縦振動のタッチの研究 (26) ベース初心者や石頭こそ早く知るべき体験すべき

縦振動のタッチ (26) 縦振動のタッチ (26) 縦振動は難しい?怖い? 早く知るべき取り組むべき 悪い癖がつくと本当に厄介 初心者だからこそ 縦振動でもっとベースを太く楽しく オリジナルマガジン 縦振動は難しい?怖い? このブログ上にある縦振動に…

縦振動のタッチの研究 (25) ベースと右手、第三関節の使い方などについて 

指を長く使う 縦振動のタッチを身に付けようとする場合、第一・第二関節を使うよりも、第三関節(指の付け根かもうちょい奥)を使うことを意識した方が良い印象です。 要は指を長く使うと言いますか、より強い根元の力を使うと言うか、指先の方にばかり力を…

縦振動のタッチの研究 (24) 太い音を出したいなら左手も強化する

握力頼みには限界がある 先日は脱線ぎみではありましたが、左手が重要なポイントになるのは間違いない事。 特に、握力に頼るような弾き方をする場合、相当な負担がかかり続けることになる印象。 「母指球」と言うのでしょうか? 親指の付け根のあたりと言う…

縦振動のタッチの研究(23) 左手の重要性と影響、腱鞘炎や怪我などについて 

大事なのは右手だけではない 良いタッチを身につけようとした場合、ついつい右手の方にばかり気が行ってしまいそうですが、実は左手を鍛えることも同じぐらい重要な印象。 押弦が甘いとそれだけ弦がずれやすくブレやすくもなりますし、アタックやサスティー…

縦振動のタッチの研究 (22) 立つとベースを弾けない、立奏時の違和感などについて

縦振動のタッチ (22) ベース座って弾く際 まず楽器を右脚の付け根か太腿のあたりに乗せ、今度は右腕を乗せる。そして当然、左手はネックを支えるか弦を押さえようとする。もちろん自分もやりますし、楽器を安定させるために本能的にそうするはず。 ヘッ…

縦振動のタッチ 方向の意識、負担の増加・軽減を考える

縦振動で弾くという事に限らずですが、力を入れる方向を意識するのは本当に大事な印象。 エレクトリックベースの場合、ストラップを物凄く下げて弾くのでもない限り、大体はボディ側面に腕を乗せて弾く事になるかと思いますし、2フィンガーの際は右手の親指…

縦振動のタッチの研究 (21) バスケットボールをイメージして弾いてみる

縦振動のタッチ (21) 唐突なタイトルだけど 自分としては真面目にヒントになるんじゃないかと考えてます。多くの人が触れたことがあるのもイメージや感覚を伝えるにポイントが高い。 その場に立ってバスケットボールをダムダムする。本当に気楽にあれを…

縦振動のタッチの研究 (20) 弓矢をイメージしてベースを弾いてみる 

縦振動のタッチ(20) 最後の瞬間が大事 「弦を垂直に押し込むことが大事!」とよく触れている一連の流れと基本。これについては意識すれば誰でもできるとして、とにかく難しいのは指がそのまま綺麗に抜けること。 弦から指が離れるこの瞬間が勝負。それが…

縦振動のタッチの研究 (19) まずは弦を垂直に押し込む

縦振動のタッチ(19) 弦を鳴らすために 縦振動を実現するのに何が大事かと考えた場合、まずは弦を綺麗に垂直に押し込むことができるのがポイントになるでしょう。それも無理なく自然な動作として実践できるのが望ましい。 多くの場合、弦を横に引っ張った…