フミサウンド最高最強の歪み
まだ心残りがある!
こういう歪みが欲しい!
ずっと夢なんだわ!
と、半ば冗談、ノリだけフミサウンド代表に伝え、まさかの完成に到った究極な歪みペダル。
完全スルー・・・
音沙汰なし・・・
からの、
「出来ましたよ~」
である。
「開発に協力した」と言うには現実感が無い。あまりに唐突な誕生。妄想世界の産物が現実に肉を成したような、そんな気分でもあるかもしれない。
言ってしまえば、原音と歪みのブレンド系。そこだけ見れば、特に珍しくもないエフェクター。
ところがこいつは、脅威のフルディスクリート仕様。誇張なしに狂気と言いたくなるレベルで仕上がってるのが、このハンバーグドライブ。
ブッちぎりで最強にお気に入り。他はもう弾く気がしない。何か別のやつを弾くにしても、それはまたフミサウンドの中から出てくるしかないと確信する。
こちらは自分のデモ演奏。
※スマホの場合、Listen in browserを押して下さい。アプリ無しで聴けます。
長かった 歪み探しよ さらば!!
歪み探しって本当に難しかった。
自分が求める物を大まかに分けるとこの二種類。
・低音、高音、フルレンジにナチュラルに歪ませる
・原音とラウドな歪みをブレンドして出力する
理想は分かってるし、言葉にも出来る。
しかし、心から納得した物に出会えた事は無かった。
手に入れたその場その時は良いと思っても、すぐに飽きてしまったり、クオリティに難を感じたり、結局、アンプ直で鳴らすようになるってのがお約束。
音色としてはかっこよくても、ベースとしては腰砕け。フルレンジで歪むのはいいけど、何か芋っぽくて全然気分が乗らない。原音も混ぜてるはずなのに、どうにも痩せて聴こえてしまう。そんな事ばかり。
「これはいい。ちゃんと使えるな~。」「音が痩せてない!これが欲しかった!」
なんて表面では喜んでも納得しても、本音の部分では妥協してしまっている。実は諦めてしまっている。芯から心動く物には出会えなかった。
何をどう試しても手が届かない。欲しい物が無い。イメージ通りに行かない。いつもいつも溜息で終わっていた。ブレンド系に限らずナチュラル系でも、それは同じだった。
だからこそ、こいつの衝撃は半端じゃない。弾いててこれほど「最強!」って感覚をぶつけてくる歪みペダルは、他に存在しなかったと断言できる。
「バカじゃないの!?マジでここまでやったの!?」ってツッコミ入れたくなるぐらい、とんでもない追い込みかけて完成させた事が伝わってきた。
音痩せ皆無! 原音と歪みブレンドのテッペン
繰り返すようだけど、「原音と歪みをブレンド!」と言うのは簡単だし、今の世の中、それそのものは特に珍しくも何ともない。
じゃあ、何が圧倒的に違うのか?そんなひっくり返るような感動があったのか?
あえて簡単に言うなら、
・超気持ちいい反応
・タッチとの連動
・かっけぇ音ノリ
これが全く別次元だと声を大にしたい。
原音と歪みのブレンド、これまでの物を弾いてて何が問題だったかって、どっちも痩せてしまう、どっちもショボくなってしまうって事である。
音痩せと言うと、歪みの方がその弊害を主にもたらしてるイメージが強くある。
しかし実のところは、クリーン側の音痩せや引っ込み感、不用意な加工、窮屈なコンプ感などが、深刻な不満、問題を引き起こしてるのではないかとも感じる。
そのチープで控え目になったクリーンに、さらにチープな歪みを加えるのだから、そりゃ納得できるはずがない。
そもそもの回路自体がプアー。真面目に考えられてないか、考えようにもコスト的にも手間的にも妥協するしかない。そんな印象が強く残ってしまう。
手頃なミキサーと手頃な歪み、その中で何とかいい感じにまとめる、実用できる物に仕上げる。それも素晴らしいやり方だとは思うんだけど、実際に弾く方としてはどうにも、刺激が足りない。
通せば通すほど、根本的な部分が消えていく気がする..... 深く掛ければ掛けるほど、平坦になってしまう.....
新たなサウンドを手に入れるどころか、思い切った事が出来ないストレスの方が強くなっていく...... 理想からは程遠くなっていく......
それが自分の中にある、歪みエフェクターに対する悪しき印象だった。
ところがま~、こいつは全部ブッ飛ばしてくれる。解放してくれる。
「うおぉ!もっと歪ませてぇ!」「これぞドライブベースじゃあ!」「オラぁ!ピックで弾けやピックで!」「おめぇ!バキバキ言わせなくてどうすんだよ!」
自分の中にある凶悪なモンが遠慮なく出力されていくのが、最高に気持ちいい。
誰かに意図的に作られたかっこいい音色ってんじゃなく、そのままドカアアァン!ズギャアア!って出してくれる爽快感、自分と楽器とアンプと直結するような感覚があまりに素敵すぎる。
本気のフルディスクリート回路の恩恵、クリーンサウンドの手応えも半端じゃない。
歪ませてタッチもクソもなくなるのとは対極。元音が良くなればなるほどそれに反応してくれる応答性も、とにかく素晴らしい。
歪みの種類?その話おいしい?
「使われてる歪みはオーバードライブ系?ディストーション?クランチ?ファズ?どういう感じ?」と尋ねられても、
「知らね」
そう言いたい。
と、これはまぁ若干の悪ふざけ、悪ノリが入っててご勘弁。
でも本当、「ファズ系とのブレンドっぽいですよ~。OD感もDS感もオールラウンドにイケますねー。」みたいな事を言ってもな~んにも面白くないし、それでイメージが限定されちゃったらやっぱり、楽しくならないじゃんと。
機能的な面から言うならば、スムースモードへの切り替えで絶妙にハイカットした歪みをブレンド出来たり、ギャインギャインうるさいサウンドとは異なる方向で、良い感じのドライブ感を得るなんて事も可能。
原音の方に関しても、これまた絶妙かつシンプルなトーン機能が搭載されており、強烈なアタックと歪みの分離感を上手い具合にまとめるなんてのも、簡単に出来る。
ただまぁ、そういう評価から優等生な感を抱いたり、「あぁ器用系エフェクターね.... ハイエンドハンドメイドみたいな.....」なんて印象は持たない方が、よりアグレッシブに使えるはず。
是非とも、そこで止まらない事をおすすめしたい。
このハンバーグドライブの何が最高か最強かって、
「超絶面白ぇ!」
この一言に集約できると、自分は勝手に考えている。
実際に弾いてなんぼ、ガンガン音出してなんぼだぜと。
それじゃあまりにノリが軽すぎるって話だったら、フミサウンド代表は現役でコントラバスを弾いている、クラシック畑の人間でもあると伝えておきたい。
要するに、半端なエレクトリックサウンド、表面的な電気加工なんて全く興味ない人だって事だ。
そんな対極そうな人間でも「かっけぇ!」って心突き動かされてしまう、「歪みっていいな!」って本能的にテンション上がってしまう、ロックなサウンドに「うおおぉ!」って盛り上がってしまうのが、ハンバーグドライブ。
その価値、意味は軽くないと自分は思いたい。
遠慮なくベースを歪ませよう!
「歪みっていい!」
ハンバーグ弾いてると心の底から言える。
で、そこにあえて、ちゃっちぃ言葉を加えるなら、
「ロック最高!」
これも声を大にして主張したい。
やっぱエレクトリックベースっていいぜ。ロックっておもしれーぜ。歪みって盛り上がるぜ。うるせぇ音ってバカになれるぜ。モツ引きずり出そうぜ。燃やして燃やして真っ赤に真っ白になろうぜ。
そういうトコに直撃してくるのが、自分のハンバーグドライブ評。
「ピックなんかベースじゃねぇ?んなアホらしい説教なんざどうでもいいわ!こいつ通したらまずピックだろ!指でもバッキバキだろ!」
逆に、お説教かましたい気分になってしまうぐらい、こいつは信じられないぐらい気持ちいい鳴りっぷり。刺激的なベースサウンドを生み出してくれる。
原音が肉か?
歪みが血か?
「血肉を練ろ!」
まさにハンバーグドライブ。
超絶おすすめ熱すぎる歪みペダルの誕生である。
と、わたくしポングの別レビュー、先輩ベーシストの松島さんの豊富なサンプル音源と解説など、公式HPの方に載っています。
マジで、すんんんんっっごいペダルなので、是非是非、ご覧になってみて下さい。
こちらがFumi氏のTwitter。
本人が解説、期間限定のお得な情報を発信されていたりします。
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