ベースとフィンガーレスト
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フィンガーレストとは何か?
簡単に言うとこれ。
【指置き】
親指を置いて安定感の向上を図るアイテム。
PUの上に親指を乗せて弾く人も多いかと思いますが、あれの欠点は弾くポジションが限定されてしまいがちになること。
「この辺で弾きたい!」って時に親指を置く場所がない、宙ぶらりんで安定しないなど、これが結構なストレスになります。
それを防ぐために親指を置くための板を付ける事で、意外になんてレベルを超え、劇的なぐらいの効果も期待できます。
親指を置けるポジションが増えれば、タッチのバリエーションがそれだけ増えることにもなるでしょう。
例えばジャズベースで考えてみる
ジャズベースなど2PUのベースの場合、フロントPUの上かリアPUの上に親指を置いて弾く人も多いはず。
ミュートもかねて4弦に親指を置いて弾くスタイルも一般的ですが、問題はその4弦を弾く際ですね。
4弦を弾くのに4弦に親指を当てておくわけにはいかない、当然、それでは音が出ません
かと言って前述した通り、親指を宙ぶらりんにするのでは心もとないし、安定感を求めるならやはり、どこかに指を置いてフォームを作りたいところ。
そこでフロントPUかリアPUに親指を置く事によって、安定して演奏が可能になります。
一方、ジャズベースのようなシングルコイルの場合、PUにそもそもの幅が無い為、そこに乗せれば必ず安定するかと言うと正直、ちょっと厳しい面もあります。
指を置くには幅が物足りないにも関わらず、PUの上にポジションを限定されがちという、その状況がどうにもよろしくない。
4弦を弾く際にいきなり親指が安定しなくなる、フォームを変えなければいけないなど、これで無意識に苦労している人もいるはず。
そんな心当たりがあるのなら、フィンガーレストの追加はかなりおすすめ。4弦を弾く際にいつも違和感や不安を感じるようなら尚更ですね。
これはジャズベースに限った話ではなく、むしろ、1PUのベースの方にこそ推奨できるものではないかとも感じます。
・いつも同じポジションでしか弾けない
・いまいちベストなサウンドが出せない
・本当はもっと違う位置で弾きたい
こういった悩みを抱えているのであれば、試す価値が絶対あります!
フィンガーレストは自作がおすすめ
市販のフィンガーレストもありますが、古いフェンダータイプの場合、そもそもの取り付け位置が異なるものであり、形も適していない可能性が高い為、PU付近につけるにはあまりおすすめしません。
また、ネジ止めを前提としていることもありますし、取り返しが付かない結果になるのも厄介な点。
そういった不安や抵抗がある場合、相当な覚悟がないとなかなか取り付けに踏ん切りが付かなくなってしまう為、まずは両面テープなどで軽く実験するのが良いかと思います。
自分の場合、親指をそこまでグイッ!と強く押し当てるスタイルではないので、きつめに作ってPUとの間に取り付けるだけでも、意外とイケたりします。
見た目に違和感がないように板の色を合わせているので分かりづらいですが、フロントPUとリアPUの間にフィンガーレストを挟んでいます。
このフレットレスの場合、そこまでローBを多用するわけではないので、このスタイルで問題ありませんが、メインのフレッテッドの方だともう少し工夫を入れたいところ。
自分の好みから言うならば、PUからずっと繋がってしまっている感じは苦手な面もあります。
なんでしょう?逆に指を置いている位置が分からなくなってしまうって事なのかな?
僅かに隙間がある場合、そこで今どのポジションに手があるかを感触で判断できるので、それが良いのかもしれません。
その為、一本の板を付けるのではなく、あえて"間"を置くようにフィンガーレストを二つ配置するようにすると良い感じでした。
画像を見ていただくとこんな感じ!
このフィンガーレストの切れ目があると何か良いんですよね。スペースがある分、親指の肉がフィットすると言うか、遊び・余裕が生まれる印象。
まぁ、完全に独断による好みの話ですが、こういう実験をするためにも自作がおすすめ。
市販のフィンガーレストだと高さがありすぎて逆に邪魔に感じることなどもあったり、ピックガードの高さとの兼ね合いもあったり、そのあたりの落としどころを見つける意味でも、自作で微調整する方が良い感じ。
1PU用に長いのとか作っても面白いし、それも実際、自作品を使用しています。
ネック寄りの方でも安定して弾けるとまた表現力が増えて面白いですよ。フィンガーレストがあることで、サウンドもタッチにも良い影響が期待できます。
ちなみにですが、 材料の調達はホームセンターが主ですね。材木、銘木コーナーで美味しそうな材料を探します。
固定には両面テープを使用しますが、一般的な粘着力のものではなく、強力タイプの両面テープの使用がおすすめ。
ただ、強力タイプは割とシャレにならないレベルで強かったりもするので、剥がすのに苦労するハメになったり。最悪はボディに傷を付けないと剥がれてくれないような目に遭う可能性もあります。
心配だったらサブのベースで実験するなり、テストしてからの方がおすすめ。
それか万全を期すならやはり、完全にネジ止めでしょうね。
強力タイプとはいえ、親指を強く押し当てるとグニャグニャ動くかもしれないので、とことんこだわるなら完全にネジ止めの方が安心。
頑丈なことはもちろん、ガッツリと指を置きたいのであれば、市販品が安心と言えば安心。めっちゃお手頃価格なものもあるし、まずは実験してみるのも有り。
神経質にならないなら十分な活躍が期待できます。
フィンガーレストもフィンガーランプも調整あってこそ
このブログでよく言っていることですが、この手のアイテムはただ単に取り付けるだけでは、あまり上手くいかないと考えています。
弾きやすくなる状態までいかに持っていくか、それが本当に重要。そこを人任せにしないためにもやはり、基本的には自作をおすすめします。
自分の場合、フィンガーランプも自作するようにしていますね。高音弦側だけ微妙に下げたり、微調整をして仕上げます。
工房に任せた方が仕上がりとかは良いのかもしれないけど、肝はそこじゃないと。
自分が思う自分の弾きやすさのために取り付けるわけですから、こちらの要求が通らないんじゃ意味がありません。
ベストなものを見つけるまで何個も作ることだって珍しくないし、それぐらいやらないとやっぱり、邪魔になるだけで終わる可能性も高くなっちゃうんですよね。
自分のための弾きやすさを求めるのであれば、根気よく地道に調整していくのがおすすめ。
また、そう考えていくと、それぐらい親指の使い方とそのポジションというのは、重要なんだってことでもあると思います。
低音弦の刻みが求められるロック、特にメタルなどにおいては、死活問題にすらなるポイントのようにも感じます。
低音弦を高速で安定して刻みたいのであればやはり、フィンガーレストやフィンガーランプのようなアイテムは試してみる価値があります。
卑怯だの潔くないだの関係なし!それ言ったら、多くの偉大なミュージシャンも否定せにゃならなくなってしまいます。
つまらないことにこだわったって無駄。それがあることでより弾きやすくなって良い演奏になるのであれば、遠慮なくバンバン使った方が良い!
興味も悩みもあるなら是非、一度は試してみるべき!
必須アイテムになってもおかしくないレベルの効果まで期待できますよ!
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