2017-01-01から1年間の記事一覧

縦振動のタッチの研究 (30) ベースの速弾きや3フィンガーなどへの恩恵 

縦振動への先入観? 太い音の出し方がどうとか、一音の説得力がどうのって話をしていると、テクニカルな演奏とは真逆なイメージをしてしまうんじゃないかと想像。 そして、そういった先入観によって縦振動のタッチに興味が持てない人などもいるんじゃないか…

縦振動のタッチの研究 (29) ベースの練習の成果、その効果をより実感する為に 

楽器の選択が大事 縦振動のタッチを習得するにあたって効率を求めるのであれば、これはやはり、タッチによる変化がちゃんと表れてくれる楽器を弾くことが重要になります。 反応が鈍くさかったり希薄なものだと練習だって面白くも何ともありません。 地道に長…

縦振動のタッチの研究(28) 音を太くする為の練習方法について 

練習方法 縦振動のタッチを習得するにあたり、具体的にどんな練習をしているのか? まずは3弦(A)の5フレット(D)を押さえ、一音一音、ひたすら地味に確認しながら弾くのがおすすめ。 自分の場合、 ・いかに弦を垂直に押しこむか? ・いかに方向がブレないよう…

縦振動のタッチの研究 (27) ベースと脱力、フィジカルや楽しさについて 

脱力は大事だけど疑問もある 縦振動のタッチを実現するにあたって重要になるのが脱力。 今の時代、無闇な根性論は減りつつある印象ですし、脱力に対する関心も高まってきてるんじゃないかと思います。 とにかく握力を鍛えろだの、腱鞘炎は勲章だの、そんな話…

縦振動のタッチの研究 (26) ベース初心者や石頭こそ早く知るべき体験すべき

縦振動のタッチ (26) 縦振動のタッチ (26) 縦振動は難しい?怖い? 早く知るべき取り組むべき 悪い癖がつくと本当に厄介 初心者だからこそ 縦振動でもっとベースを太く楽しく オリジナルマガジン 縦振動は難しい?怖い? このブログ上にある縦振動に…

縦振動のタッチの研究 (25) ベースと右手、第三関節の使い方などについて 

指を長く使う 縦振動のタッチを身に付けようとする場合、第一・第二関節を使うよりも、第三関節(指の付け根かもうちょい奥)を使うことを意識した方が良い印象です。 要は指を長く使うと言いますか、より強い根元の力を使うと言うか、指先の方にばかり力を…

縦振動のタッチの研究 (24) 太い音を出したいなら左手も強化する

握力頼みには限界がある 先日は脱線ぎみではありましたが、左手が重要なポイントになるのは間違いない事。 特に、握力に頼るような弾き方をする場合、相当な負担がかかり続けることになる印象。 「母指球」と言うのでしょうか? 親指の付け根のあたりと言う…

縦振動のタッチの研究(23) 左手の重要性と影響、腱鞘炎や怪我などについて 

大事なのは右手だけではない 良いタッチを身につけようとした場合、ついつい右手の方にばかり気が行ってしまいそうですが、実は左手を鍛えることも同じぐらい重要な印象。 押弦が甘いとそれだけ弦がずれやすくブレやすくもなりますし、アタックやサスティー…

縦振動のタッチの研究 (22) 立つとベースを弾けない、立奏時の違和感などについて

縦振動のタッチ (22) ベース座って弾く際 まず楽器を右脚の付け根か太腿のあたりに乗せ、今度は右腕を乗せる。そして当然、左手はネックを支えるか弦を押さえようとする。もちろん自分もやりますし、楽器を安定させるために本能的にそうするはず。 ヘッ…

縦振動のタッチ 方向の意識、負担の増加・軽減を考える

縦振動で弾くという事に限らずですが、力を入れる方向を意識するのは本当に大事な印象。 エレクトリックベースの場合、ストラップを物凄く下げて弾くのでもない限り、大体はボディ側面に腕を乗せて弾く事になるかと思いますし、2フィンガーの際は右手の親指…

縦振動のタッチの研究 (21) バスケットボールをイメージして弾いてみる

縦振動のタッチ (21) 唐突なタイトルだけど 自分としては真面目にヒントになるんじゃないかと考えてます。多くの人が触れたことがあるのもイメージや感覚を伝えるにポイントが高い。 その場に立ってバスケットボールをダムダムする。本当に気楽にあれを…

縦振動のタッチの研究 (20) 弓矢をイメージしてベースを弾いてみる 

縦振動のタッチ(20) 最後の瞬間が大事 「弦を垂直に押し込むことが大事!」とよく触れている一連の流れと基本。これについては意識すれば誰でもできるとして、とにかく難しいのは指がそのまま綺麗に抜けること。 弦から指が離れるこの瞬間が勝負。それが…

縦振動のタッチの研究 (19) まずは弦を垂直に押し込む

縦振動のタッチ(19) 弦を鳴らすために 縦振動を実現するのに何が大事かと考えた場合、まずは弦を綺麗に垂直に押し込むことができるのがポイントになるでしょう。それも無理なく自然な動作として実践できるのが望ましい。 多くの場合、弦を横に引っ張った…

縦振動のタッチの研究 (18) ベースをぶっとい音で鳴らす

縦振動のタッチ(18) ベースだから低音が出てるとは限らない あらためて縦振動のタッチとは何なのか? 乱暴にまとめると、 「太い音かつ立ち上がりも良くなる弾き方」 とりあえず簡単にこう考えておけば良いんじゃないかと。 ベースは倍音が非常に豊富な…

縦振動のタッチの研究 (17) 改めて研究開始

縦振動のタッチを知ろう ブログを書き続けるのも慣れてきた為、また縦振動のタッチについてあらためて研究、話もしていこうかと思います。 以前の記事を見てみると「私はこれで人生変わりました!」みたいな胡散臭さ丸出しの話に我ながら笑ってしまうところ…

多弦ベースへの想いや問題、偏見など色々語ってみる

多弦ベースを語る 多弦ベースを語る 5弦、6弦、多弦ベースへの偏見はさすがに古い 多弦ベースの魅力は音域を広げる事だけではない 正直、超多弦ベースには惹かれない PS4、最新機器を手に入れ多弦ベースに思う事 4弦ベース=旧式ではない。いくら変化進化し…

ベースとEQ グラフィックイコライザー グライコで遊んで鍛える

ベースとグライコ そのすすめ ART EQ351 31バンド グラフィックイコライザー ARTのラックタイプのグライコを手に入れた際、真っ先にやった実験。 動画自体は6年ぐらい前に撮ったものなので詳細は覚えていませんが、ジラウドのスラップモードのような音をつく…

縦振動のタッチとフィンガーランプ

フィンガーランプ フィンガーランプ フィンガーランプとは? 音痩せ・リスクについて 賛否両論あるフィンガーランプ 縦振動の意識によって生まれるニュアンスについて フィンガーランプを装着した際のその変化 フィンガーランプの難しさ 太い音を出す事は不…

ベースにおすすめなストラップ Moody Leather Straps

甘く見てはいけないストラップ エレクトリックベースにおいて無視できない要素なのがストラップ。 「絶対に座って弾く!」なんてこだわりでもない限り、ほとんどの人にとって必要になる存在。と言うか、座って弾くにしてもストラップがあった方が確実に安定…

脱力は大事だけど疑問もある フィジカルが強いに越したことはない

脱力と疑問 根本的フィジカルについて 脱力と疑問 根本的フィジカルについて 脱力は大事 机上の空論的な脱力思想には疑問を抱く 座って弾くのが前提な感じだといまいち説得力がない 脱力=都合のいい夢物語ではない 現実は非情 だから体力も備えもあった方が…

ベースの基礎と安定感 フォームとホールド感の重要性 

ベースの基礎 フォームとホールド感 楽器本体を安定させる 演奏するのに非常に重要なポイント。 『ホールド感』 この言葉と表現が本当に適切なのかどうかはともかく、実際問題、このホールド感が甘いと様々な弊害が起こります。 初心者特有の見た目のぎこち…

安い楽器・安いベース 初心者を狙った価格帯の楽器に対する疑問

初心者向け楽器 安物楽器への疑問 初心者向け楽器 安物楽器への疑問 安物買いの夢失いでは笑えない いきなり根性論を押し付けるべきではない 手頃で良い物は確実にある ベース選びは難しいけど今は良い時代 高級なベースを買って失敗した話 過剰に高級な物へ…

ギタリストにベースを教えてみた  ギター弾きへのベースレッスン

ギタリストへのベースレッスン ギタリストへのベースレッスン ギター講師の友人 さすがプロギタリスト テクニックはこっちより上 ただしベースではない ベースらしさを教えてみる 初心者向け楽器やPJ仕様への疑問 魂じゃどうにもならない現実が沢山ある オ…

縦振動のタッチの研究 (16) ベースサウンドとグルーブへの影響

縦振動のタッチ (16) グルーブ=理屈じゃない?曖昧なまま放置しても本当に良いのか? 「グルーブなんて感じるもんだ!理屈じゃないんだよ!」 なんて言われたり困惑するのはお約束。答えもなくずっと悩み続けることも珍しくないんじゃないかと思うこの…

縦振動のタッチの研究 (15) ベース上手くなりたいならジラウドフルチューン

縦振動のタッチ (15) ジラウド最強高速仕様・フルチューン 縦振動の練習をするにはOPBを弾くのがおすすめ。これほど分かりやすく変化があらわれるベースは他になし。タッチが悪いとそれそのまま情けない音になる難しさがあります。 そしてある意味、それ…

縦振動のタッチの研究(14) シンプルなパッシブベースで鍛える 

縦振動のタッチ(14) タッチ鍛えるならやっぱりまずはパッシブ 「パッシブこそが真の音!」みたいな妄信はどうでもいいと以前から話してきたこのブログ。一方、パッシブベースでタッチを鍛えることで結果が出てくるのも確か。自分自身、純パッシブのOPBで…

縦振動のタッチの研究 (13) 遅いアクティブベースへの疑問 

縦振動のタッチ (13) アクティブは嘘っぽい音でパッシブは自然な音? 「誰が弾いても同じ感じがする」なんてことがよく言われていたりもするアクティブ。それに対する反論もあるし同意でもあるところ。 インピーダンスの面を考えるならパッシブそのまま…

縦振動のタッチの研究 (12) ベース初心者だからこそおすすめ 

縦振動のタッチ (12) 初心者だからこそ積極的にやってみるべき 「初心者にはハードルが高すぎる!」なんて思われそうな縦振動のタッチの習得。実際はその逆と言うべきか、早い内に取り組んだ方が良いと自分は痛感。まだ変な癖がついてなかったり指が固ま…

縦振動のタッチの研究 (11) 楽器のエージング・生鳴りの魅力 

縦振動のタッチ (11) ソリッド楽器だって生鳴りの違いは生まれる ボディ鳴りやエージングについて以前から触れてきているこのブログ。これも縦振動と大いに関係があると自分は感じます。(3)の方で書いた内容を思い返してみると分かりやすいかもしれま…

縦振動のタッチの研究 (10) ベースのレスポンスとその重要性

縦振動のタッチ (10) タッチレスポンス ジラウドを知るとこの言葉をよく聞くことになるかと思います。ただ、いざ自分でどう説明したものかと考えてみるとこれが意外に難しい。 たとえばデジタル機器を扱っててタイムラグなどを認識した場合、恐らくは多…