梅雨時期になるとポリ・ウレタン系の塗装が頼もしいと思える

オイルフィニッシュが好きだけど・・

 

10年弾いていることもあり、入手当初より明らかに風格を帯びてきたマホガニー。やっぱりオイル仕上げは良い、我ながらニヤけてしまうものがあります。

ネックの触り心地も最高、感覚も染み込んだまさにメインベースと言った存在。

 

ところがその最高なオイル仕上げにちと欠点を感じることがあるのも本音。

湿度が70%とか超えてくると、

 

『じと・・』

 

この感触が出てくるのが何ともモヤるところ。

サラッ!とした触り心地と滑りが大好きなのにこれは痛い。

 

ま~、梅雨ってのは嫌いですほんと。

 

逆反り傾向が面倒くさい

 

ネックがちょっと逆反り気味になってくるのも厄介な点。

トラスロッドを軽く緩めればそれで済むのも確かなんですが、できればこういうことってのはあまりやりたくはないですよね。

 

もうほぼ落ち着いているネックな為、そんな馬鹿ほど回す必要もなく調整自体は楽。「ま、軽く緩めておくか」ってノリで済んでしまいます。

でもやっぱり反らないに越したことはない。除湿も加湿もしないで済むならそれが一番。無調整で済むならその方が安心安全。

 

神経使わずいつでもほとんど同じ状態で弾ける意味は大きい。

 

メンテフリーの頼もしさよ

 

オイルフィニッシュであることが原因なのかどうかの断定はできませんが、実際に所有している印象、対極にありそうな頑丈な塗装の安心安定感って凄いなとはよく思います。

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このジラウドのフレットレスについては指板もコーティング済み。ラッカー塗装とかではなく全部ポリ塗装。味わいって意味では微妙な面もありますがとにかくタフな感強し。

トラスロッドもほぼ触らず梅雨だろうが平気。「ポリ塗装はなぁ・・」って苦手意識があるのも本音だけれど、この頼もしさは一つの武器だな~って感心してしまうところがありますね。

 

根本的にネックが弱すぎるとか暴れまくるのは論外として、コンディションの安定、メンテフリーな使い勝手の良さを考えると、ポリ塗装とオイルフィニッシュってやっぱり何か異なるように感じます。

厳密に科学的にどう違うかは自分では証明できませんが、少なくとも、あの露骨なじめじめ感、違和感をそれほど味わわずに済むのは確か。

 

ちなみにですが、ポリ塗装と言っても【ポリエステル】【ポリウレタン】の違いがあるらしく、自分が所有しているポリ塗装の楽器は高い確率で前者であるはず。

もっと薄い塗装を望むのであれば後者の方が良さそうですが、厚みと強度の面で前者に勝てるかは何とも。

このへんはまぁ、ユーザーの好みの問題、または製造側のこだわりに委ねられそうな部分かなと。

 

厳密にどう違うのか、どんな技が問われるのかもよく知りませんし、あまりテキトーなことを言うべきではないかと思うのも正直な話。

いずれにせよ、鳴りがどうのの問題だけでは済まない面がある、あれこれ考えるより見た目重視、頑丈さを優先するのも悪いことではないのは確か。

 

「次のベースもオイルフィニッシュだ!」とか考えてましたが、あえて外すのもそれはそれで有りかな~、なんて気もしてくる今日この頃。

 

サラッ!としたウレタンとかそれも悪くないかもしれません。

 

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