スラップ知るならLarry Graham 問答無用 聴け

ラリー・グラハム 目次

■本ページはプロモーションが含まれています。

原点にして頂点

 

「スラップベースの始祖は誰か?」

 

という議論をするならば、まず確実に『ラリー・グラハム』の名が挙がることでしょう。

 

同じく名が挙がるであろう『ルイス・ジョンソン』のインパクトも超強力ですが、個人的にもやはり、最初にラリー・グラハムの名前が出てくるし、奏法的なイメージとしても強いですね。

 

でもって今聴いてもやばいんですこの人。

誰もこんな音出せないしグルーブも出せない。

しかも歌って踊ってそれやってるとかとんでもない話です。

 

理屈じゃないとかそういう考え方をするのは嫌いですし、日本人は黒人に勝てない云々みたいな話をするのも嫌いです。

 

ま~でもほんと、この人の前じゃ

 

「音楽は理屈じゃねぇ!」

 

って言うしかなくなりますね。

 

あまりに次元が違いすぎます。

 

POW!!

 

スラップやるならこの曲です!

スラップ聴くならこの曲です!

問答無用でこれなんです!!

 

もう聴いてるだけでハッピーになること間違いなし!

めっちゃ頭の悪そうな曲ですがそれがいい!

「ファンキー!」って言葉が音楽として形になったのがPOW!!

 

一応、ベースソロもあるんだけど、なんと、バッキングとやってることが変わりません!

馬鹿のひとつ覚えみたいに延々と同じパターンを繰り返すだけ!

 

でもそれが凄いんですよ!

とんでもない音してるんです!

異常なアタックとドライブ感!

それだけでひっくり返りそうになります!

 

「うだうだ言ってねーでこれ聴け!弾け!」

 

そんな曲です!アルバムです!

最高にイカしてる!最高にファンキー!

 

見てるだけでハッピーになる

 

CDとか聴くだけでもその異常なエネルギーが伝わってくるのがラリー・グラハム。 

 

映像はさらに強烈ですし、生で観た日には3日ぐらい寝れなくなるか、または疲れ果て爆睡することになるのかもしれません。

 

そんなグラハムがなんと教則ビデオなんてものを出していたのですが、これがまた凄い。

細かく教えるとか教わるとかじゃなくもう「感じる」しかないですね。

 

もちろん、具体的なことにも触れたり解説を聞くこともできます。

その映像を見てるだけでもスラップの勉強になります。

 

でも、せっかくこの方の動いてる姿を見れるんだから行儀よく構えてるだけじゃ面白くありません、そんなこと許してくれません。

 

勝手に体が動く、頬がゆるむ、意味もなくわけも分からず楽しくなっちゃう、それがこの人の魅力であり、その問答無用の強烈なグルーブと人間力を感じることでしょう。

 

「ブルーレイで出してくれよ!」

 

大声でそう言いたくなる、歴史的にも貴重な資料・作品です。 

スラップと言ったらやっぱりまずはラリー・グラハム。

見れば分かります伝わります。

 

でも廃盤ってふざけんな!!

 

DVD版「ラリー・グラハム/ファンク・ベース・アタック」

今の世だからこそラリー・グラハムが必要

 

「チョッパー」なんて言葉はもう通り過ぎて完全に死語 。

「スラップ」という言葉が存在するのも当然であり、できることが普通にもなってきています。

 

一昔前では考えれられないような技巧派プレイヤーも数多く登場してきていますし、それだけベース大好きで熱心な人が増えているのは本当に喜ばしい・嬉しいことですよね。

 

一方、そのサウンドとグルーブだけで納得させられる圧倒させられる、そういう人はそんな多くないんじゃないかとも感じるところ。

あまりに技が先行しすぎて音が軽くなったり、音楽としては馴染まなかったり、そういう寂しさがあるかなと。

 

説教くさいようかもしれませんが、それって単純にもったいないと思うんです。

 

これだけベースが目立ったり表に出てくることができるようになっているのだから、そこにさらに音の説得力とか重さが備われば無敵じゃないかって。

 

文字にしてみても「ゴンッ!バキッ!ズギャッ!」っていうのと「ぽん~、ぬぺ~」じゃ全然違いますよね。

 

やっぱり、このゴンズギャな響きとサウンドが大事と言うか、それがまずスラップの理屈抜きの魅力と醍醐味なんじゃないかと。

 

その意味でもま~、ラリー・グラハムってのはやばいです。

もしも知らないのであれば絶対に聴いておくべき。

 

My Radio Sure Sounds Good To Me

「原点にして頂点!」

 

その意味が分かるはず!

 

オリジナルマガジン

上達に悩んでる、退屈さに負けそう、何かヒントが欲しい、もっと捻くれてみたい、疑問も持ってみたい。

意味不明な思考、よく分からんけどアイデアが欲しい、たまには真顔になりたい、とにかくベース話に触れたい。

そんな方に読んでいただきたい、オリジナルのマガジン始めました。

note.com

 

note.com

 

note.com