縦振動のタッチの研究 (36)
まずは知るべき
プリアンプ:JFDT-HAかDr.Sim
スピーカー:15インチフルレンジ
ベース:パッシブOPB、PB、JB
この組み合わせを試してなお縦振動のタッチの存在を疑う、音を聴いても分からない、信じられない、タッチコントロールそのものを疑問視するのであれば、それはもう重症という次元ではありません。
「有り得ない!」
断言してもよし。
何となくなんてレベルではありません。
まず間違いなくタッチによる音の違いを実感可能。
理屈こねなくても一発で分かります。
成果が出なければ面白くない
0.001を0.002にしようと頑張ったってそれは退屈に決まってます。
そういうシステムしか使ってないんじゃ信じられなくても当然。
1を10にも100にもする。
そうでなくちゃつまらない。
楽器本体にしてもタッチへの反応が悪い変化の薄いものは多く存在しています。
ベースアンプに関しても同じく表情に乏しいものが溢れています。
とにかく味付けが濃すぎる、レスポンスが遅すぎる、「ベースらしい」なんていう狭い枠に閉じ込めようとするなど、余計なお世話が多いこの世の中。
音を自分の手でコントロールする感覚がまったく分からない、伝わらない人がいるならば、普段触れているシステムや環境を絶対に疑うべき。
「弾き方でそんなに音が変わるわけがない!」
これはかなりやばい主張。
しょぼいアンプや薄っぺらいヘッドホン、異常なセッティングのエフェクターやシミュレーターなど、そういったものを使用しての音出しをメインにしているのかと想像してしまうところ。
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長く険しい道だからこそ楽しむべき
タッチを鍛えることが果てしなく地味な作業になるのは確かかもしれません。
短期間で良い音を出せてしまう、一音だけならイケるって人もいるとは思いますが、それを当たり前、己の基礎とするには多くの積み重ねが必要になるでしょう。
前述したように、いくら頑張っても小数点以下の積み重ねにしかならないのでは、退屈すぎて心が折れてしまいます。
練習することで結果が得られる、積み重ねることで途方もなく大きなものになるからこそ楽しい、長く続けていくことも容易になる。
ただでさえ苦行じみた道になりがちなんだから少しでも早く上達したいもの。
退屈を積み重ねた上に変化も結果も出ないんじゃ不毛すぎて悲しくなります。
一連の流れだとお説教くさくウザく感じるかもしれませんが、
「楽しむ」
要はこれが大事だと声を大にしたい。
タッチを鍛えたいならタッチが鍛えられる楽器を選ぶ。
変化を知りたいなら変化が分かるシステムを揃える。
早く上手くなりたいならそれが実感できる環境にする。
実にシンプルで分かりやすい。
そこに宗教だのオカルトだのって話を持ち込むのは意味不明。
幼稚にひねくれてないで素直に体験しちゃった方が絶対に得。
無駄に疑問視するその姿勢にこそ疑問が湧く次第。
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