ギターは挫折 ピアノはサボる ドラムは無理 続いたのはベースだけだった

人の向き不向き・得手不得手・合う合わない

ベースが自分には合ってた

 

ベースよりも自分と相性が良い楽器なんて他になし。ましてや20年以上も続けられるとか絶対に無理。

性格診断やら体格体質の問題やら、そういう意味で適合しやすいものはあるのかもしれません。何がどう向いているのか具体的には知りませんが、傾向が存在する可能性はありそうです。

 

まぁでもそんなの関係ないですよね。

 

「合うかどうか?」

「続けられるかどうか?」

「楽しいかどうか?」

「好きかどうか?」

 

いくら才能があっても特に面白くもないんじゃ色々厳しい。ピンと来ないことを無理にでも継続しようと意気込むのは辛い。

理屈があろうがなかろうが問題じゃない。才能の有無を意識しようが語ろうが大した意味はない。

 

『好きだし合ってた』

 

やっぱりこれ。

これがなきゃ続かない。

これじゃなきゃ楽しくない。

 

有名アーティストの重い発言とかと比較したり引用したって無意味。「生きる為に楽器をやるしかなかった」なんて言われてもだから何だよって話。

動機が浅くちゃ楽器弾いちゃいけねぇのか、音楽やる資格ねぇのかってツッコミたくなります。

 

自分に合ってた楽器はベース。

 

「ベース以外の楽器は弾けない!」

 

断言できます。

迷わず出会えたことは本当に運が良いと実感。

 

他の楽器は何も身に付かなかった

 

ベースが合ってたベースに出会えて良かったと断言できる一方、この出会いが他の楽器だった場合は一体どんなことになっていたのか?答えは恐らくあまりに微妙。

 

他に手を出した楽器についてちょっと振り返ってみようかと思います。

 

ギターは完全に挫折した

 

ベースの後になりますがギターをやろうとしたこともあります。

 

「それだけ弾ければ試奏とか全然問題ないじゃん」とギタリストの友人に言われたり、ベースからの流れで指は動く方かもしれません。

ベースの他にもし合う楽器があるとしたらそれはたぶんギター。憧れも強く感覚的にも入りやすい存在であるはず。

 

しかし結果は散々。度々の挫折。自分でやる気はもうほとんど起きなくなってしまいました。楽器自体は大好きでもどうにも体が受け付けない、そんなことを感じます。

ゲイリームーア、ジェフベック、ジョンペトルーシのような音が出せたら昇天してしまうかもしれません。でも弾けないし弾く気も起きない。

 

不思議な壁が存在しています。

 

ピアノは完璧に忘れた

 

これまたベースの後、音楽学校の副科でも習ったり、教室へ行ったりもしたピアノ。理論も勉強していたからか上達は早かったと思いますし、そのあたりは先生からも評価されました。

幸い、かなり良いキーボードを頂くことができたり、本物のピアノに触れる機会もよくあったり、練習環境にも恵まれていたと言えそうです。

 

でも今は何も弾けません。何も覚えていません。せっかく習ったのにびっくりするぐらい失われてしまっています。

これほど脳に刻み込めないものがあるのだろうか?弾くことがストレスになってしまうあらわれなのか?

 

考えれば考えるほど相性の悪い何かにぶち当たりそうです。

 

ドラムはそもそもやろうと思わなかった

 

スタジオ等でドラムを叩くというお約束。そこでも手応えは悪くありませんでした。

シンプルなパターンだったらすぐ叩けるようになったり、「お前安定してんな!」と言われもしたり、育てれば良い感じになったのかもしれません。

 

一方、自分の演奏する楽器として合いそうかどうか、心から楽しいかどうかを問われると、限りなく微妙。

まったくやる気が起きないと言っても過言じゃありません。根本的に自分の中に響くものがないらしい。

 

悲しいぐらいに因子も縁も感じない。

ドラムとは遠い距離があるみたいです。

 

他はもっと無理

 

ドラム以上に縁がないことを実感するのは管楽器。まったくやりたいと思わないボーカル。バイオリンもチェロも自分の中には存在せず。

他にも並べればいっぱいありそうだけど探すだけ虚しくなります。

 

いや本当、ベース以外の壊滅っぷりに驚愕。才能云々もくそもなし、伸びる伸びないの問題じゃありません。どんなに音色が好きでも憧れても他の楽器はやる気にならないんですね。

 

そこまで拒絶する理由はなんなのか?脳の容量を割くことが嫌なのか?ベースだけ詰め込みたいのか?

逆に興味が湧いてしまうぐらい自分はベースしか弾けない、ベースしか弾く気にならない人間なのは間違いありません。

 

一つ見つかればそれでいい だから諦めず探せばいい

 

振り返って並べてみると他の楽器は壊滅的。

 

ベースが合ってて本当に良かった、演奏できる楽器があって良かったと実感すると同時に、ちょっとゾッとするものもあるかもしれません。

その幸運と出会いがなかった場合はどうなるのか?一気に音楽との縁が希薄になるのだとしたら、こんな恐ろしい話はない。

何一つ演奏できないまま楽器への未練を抱えて終わるなんて考えたくもありません。

 

・好きになれる楽器が一つある

・楽しめる楽器が一つある

・続けられる楽器が一つある

・上達を見込める楽器が一つある

・離れない楽器が一つある

 

『一つ』

 

これを見つけられるかどうか?

それで人生が違うものにもなってしまうのだから、本当に凄いことだと思います。

 

こう話すとちょっと重すぎるようですがここで大事なのは、

 

『最初から完璧な出会いを求めなくても良い』

 

こういうことなんじゃないかと考える次第。

 

振られたからもう人生終わりにする、就活失敗したから生きていても仕方ない、人生の全てが戦場、一度の失敗は死を意味しているなど、それこそ重すぎるだろうと。

「ギターは全然弾けなかったけどベースやってみたら面白かった」「子供の頃のピアノレッスンは大嫌いだったけどベースは何か楽しい」「色々やって駄目だったけどベースはやる気になった」こういうことがあっても不思議じゃありません。

 

もちろんこれはベースに限った話ではなく他の楽器でも同じ。

 

ドラムよりやっぱりギターが弾きたい、ベースよりピアノ弾き語りに憧れる、バイオリンやめてドラムやりたいなど、その衝動に任せて色々挑戦してみれば良いし、軽い気持ちから入ってみるのでも何でもあり。

楽器じゃなくて歌でもいいし作曲でも作詞でもなんでもいい。一つ駄目だからと全てを諦める必要なんてない。

 

『合う物を見つける』

 

たった一つでもあればそれでもう一生楽しむことができるのが楽器そして音楽。

一つに絞れないなら思いつく限り欲張りに全部やってみるのも面白い。せっかく沢山の世界と可能性があるんだから節操なく入門しまくるのも良い。

 

「ギターできなかったやつがベース弾けるわけない!」みたいなそんな話あるわけがありません。「野球極められないやつがサッカ-できるか!」とかそれぐらい意味不明な発言だと考えてもいいでしょう。合う楽器、音楽、その適性を見極めていけば良い。

 

難しく考えず、

 

「あ、これ楽しい」

「お?何かイケそう?」

 

べつにこれだって十分。楽器、音楽に変に幻想抱いたり神格化する必要なんかない。

適性もクソもなく謎の衝動だけあるなんてのも面白い。その時点でもう天才。望むまま思うまま突き進めばいい。

 

他人様なんか気にせず楽しんじゃうのが一番。

 

何も知らなかったベース 故にハードルなど存在せず 成長だけ実感

 

ベースが最高に合ってたわたくしポング。じゃあ当然、最初からベースへの強い想いとこだわりを持っていた?これがま~、実を言うと全然違うのが本当の話。

 

「どいつもこいつもギターギター!人と同じなんてつまんねぇ!俺はベース弾くぞ!兄貴に貰えばいいし!」

 

ベースを始めた理由はこれ。

冗談なく誇張もなく本当にそれだけ。

 

ギターとの区別もついてない、どんな音かも分からない、弾き方なんか知らない、左手で弦を押さえることすら知らない、アンプ繋ぐことも知らないなどなど、とんでもなく失礼な話。

 

繰り返しますがこう言うしかありません。

 

「運が良かった」

 

どんな必然があったにせよある種の奇跡ですよね。

何の思い入れもない酷いスタートだったのにず~~っと続いてきたんだから、人生って分からない。

 

でもこれって考え様によっては凄く良いことだとも思います。

 

だってあれです、

 

『理想がない』

『完璧を描けない』

『イメージ出来ない』

 

ハードルを超絶下げちゃってると言うかそもそも存在してないも同様。おかげであれこれ悩まずに済みました。

 

ギターとかピアノの場合、綺麗な音鳴らして一人で曲にして華麗に披露してとか、そんな夢を抱いてしまいそうですが、それって正直、めっちゃくちゃ難しいですよね。

初心者でも自分の中で理想が出来上がってる、それを実現しないといけない、挑まないといけない逃げちゃいけない、そう思い込んでしまうのは冷静に考えてみるとかなり怖い話。

 

その点わたくしなんぞ、それはそれは酷いもんでした。弦を押さえることすらしません。と言うかそんなことは知りません。何も分かってないけど弾けてる気になって、

 

「なんだよ!ベース意外とイケんじゃん!」

 

悦に入って楽しんでいたから笑ってしまいます。何一つ曲らしくなってないにもかかわらず「簡単な楽器だ!」とご機嫌でした。

 

でも本当、

 

『何がミスかも恥かも分からない』

 

これって無敵ですよね。変な話、ベースのこと何も知らなかったから続いたんだって気もします。

 

そしてそこにもう一つ重要なことを加えるならば、

 

『人と合わせて楽しかったのはベースだけだった』

 

大切なのはここだったんじゃないかと思います。

 

器用にギターもピアノもドラムもできるようになっていたのかもしれない、でも楽しくはないだろう、実際楽しくなかったって感覚的な致命傷がありました。

 

歌声と手拍子だけあれば音楽になるとかそういうノリは苦手。「人間なんだから道具使ってなんぼだろ!」ってツッコミたくもなる性格。 

そんな捻くれ者がハマったんだからよっぽどのことですよね。人と目を合わせる気になった、コミュニケーション取る気にもなったとか、とんでもない事態。

 

話がめちゃくちゃになってますが、合う楽器と出会えれば人生が変わる、楽しいものにすることもできるのは間違いありません。

これを宗教臭いだのどうの穿ったり身構えるのはアホ。楽しいこと一つあればそれで人生面白くなるのは当たり前じゃねぇかって話。

何も見ない聞かない、常に愚痴と文句ばかり、何もかも疑っていくのが正しい格好いいとか、そりゃ~つまんない。

 

『何かよく分かんないけど楽しく続いた』 

 

これを持ってるのは想像以上に幸せなこと。そして運が良いとも実感できる。

 

『一つある』

 

素晴らしいですね。

ずっと遊べるものを持ってるって最高です。

 

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