空気を読む
日本人どうのはとりあえず置いて、ほぼ誰でも理解してるであろう『空気を読む』という感覚と認識。例えばの話、彼女と別れてクソ落ち込んでるやつがいる重い場で、
「うえ~いww」
「ひっさびさぁww」
「元気してる~?ww」
「彼女とはどうよww」
なんてやつが現れたら間違いなく、
「空気読め」
こうなることでしょう。
この例えが的確かどうかはともかく、場の空気を察する、人の心理を把握しようとする、それは誰でもやっていることなんじゃないかと。
『空』を抜いて、
「気を読む」
こう言うと凄い達人の話みたいに感じたり、まったく理解のできない世界のようにも思えるかもしれません。
でも、実はみんな当たり前のようにやってたり、認識してることが前提にあったり、そういった察知能力を自然と身に付けてもいるはず。
表情などから判断、目からの情報だけではなく、耳からの情報だけでも心理が分かったりするのだから人間は凄い。
五感に限った話だけではなく、直感、危険を察知する能力もありますし、動物としての能力、生きるために必要な力としても備わっているであろう、
『気を感じる能力』
科学で解明できないからと言って100%真っ向否定する人がいたとしたら、その方が余程おかしく見えるのではないかと思います。
タッチコントロールの否定 オカルト・宗教視の謎
『気を読む』
この非常に高度な認識と能力。
それに比べたら、タッチやインピーダンスによって音が変化する現象なんてどれだけ単純で分かりやすいか、具体的な問題にしやすい話だろうか、脱力してしまうレベル。
例えばこの動画。アンプ側の入力インピーダンスをあえて低くセッティング。その為、パッシブ楽器をそのまま通すと酷いハイ落ち、音量低下を起こしてしまいます。
そこにバッファを通すだけで激変。適切な出力にするだけで劣化を回避できます。
もう一つ例を挙げるとこれ。ソリッドボディのベースでもタッチで生音は変わります。
弦をしっかり鳴らす意識をすれば音は太く力強くなる。エレクトリックだからとPUにだけ注目するような考え方は逆に無理があるでしょう。
弾き方を変えれば音は変わる。
抵抗値を変えればその影響が出る。
当たり前の話。
ところが、これを認めない人、オカルトだの宗教だのまで言う人がいるから不思議。明らかに音が変わっている、分かりやすい物理現象によって明確な変化が生まれてるにもかかわらず、
「信用できない」
「胡散臭い」
「意味不明」
こういう認識で済まそうとする謎。
これって面白いですよね。
「気の察知」とでも呼ぶべき、言語として解説するには超難解な認識を当然としているであろう一方、音の変化の認識や事実は断固として認めない、否定を前提として腐そうともするおかしな話。
その強烈な先入観、頑ななまでの心理に至る様を見ると、むしろそっちの方が余程にオカルト的、悪い意味での宗教的価値観を持っているように感じてしまいます。
「空気を読め!」
「当たり前の話!」
「常識だ!」
「縦振動のタッチ?」
「インピーダンス?」
「オカルト!!」
何じゃそりゃと。
言葉の絶対視や物理云々は割とどうでもいい
ず~っとこのブログであれこれ話してきて何ですが、科学的な研究設備があるわけでもなし、教養なんかも無に等しい身であるわたくし。
実のところ、そんな超絶シリアスにベースって楽器の謎を解明しようとか、具体的に詳細に解き明かそうなんて考えてはいなかったりします。
「分からんもんは分からんし知らん」
意外とこんなノリ。
分からないから面白いし研究する、上手くなりたいから練習するわけで、過程をすっ飛ばして都合良く結果だけ得ようとすることには強い疑問を抱きます。
とにかく否定を前提、的外れに一点だけ見ようとしたり、問答無用で曲解に走ったり、そんなの何の得にもならないですよね。
「唯一絶対の方法でなければ認めない!やる気にならない!」って感じの人もいるみたいですがそんな疲れる生き方は自分にはできそうにありません。
「アポヤンド=縦振動のタッチ」なんて解釈をしたり、「横に弾くアポヤンドだってあるだろう!」とか意味不明に怒ってる人なんかもいたり、そういう風に変に捉えようとする意味って何なんでしょうね?
「縦振動?物理的に有り得ない!」とか言って実際にはまったく知らない、音を聴いたこともなければ試したこともないとか論外。
試すにしても、ほんのちょろっとだけ弾いて「意味がない!オカルトだ!宗教だ!」ってそんな低次元の解釈されてもなと。
このブログの基本コンセプト。
「1mm進めりゃいい」
読んだその日その時、何か試してみてベースを楽しめりゃいい。一歩でも進めたら何より。後のヒントになれば万々歳。ちょっとでも人生が面白くなったら最高。
お堅く宗教だなんだの言って構えてちゃ物事は面白くなりません。
誰かの何かの否定ばかりで満足してても豊かにはなれない。押し付けと文句ばかりの老害様になるよりは遊び人でいたい。
「何それ面白そう!」
実に分かりやすい行動と好奇心。
大切にしたいですね。
・今ある葛藤や悩みに対し、ベースの買い替え、新しいアンプやエフェクターが根本から救ってくれるのか?
・それとも弾き方を見直してみるか?もっとタッチやフォームを研究してみるか?機材のセッティングやマッチングを勉強してみるか?
実体験としては、後者を疎かにするほど酷い目に逢うと痛感。
自発的で楽しい遊びの意味でも、己の探求や向上の意味でも、否定や腐し、固執に人生を費やすのは魅力的な選択とは言えないでしょう。
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