ポングとベース

ベース楽しむ人生を

褒められてもそこまで嬉しくならないから楽器が続いた気もする話

楽器を真剣にやってる人間に結構多い印象と言うか、上達するほど逆に自分の欠点に気付いたり、落ち込むなんて事がよくある気がするところ。

誰が見ても上手いだろうに「俺なんでこんな駄目なんだろう・・・」と打ちひしがれてる人がいたりするのも、決して珍しくはない事だと思います。

 

プロでやってる様な人の皆が皆、基礎まで完璧でしっかりしてるかと言うと意外とそうでもなく、むしろ、全然基礎がなってないと危機感すら抱いている様な人が結構存在している印象も。

ライブ後にファンにお礼を言ってる一方で「お前に何が分かんだよ・・今日最悪だったろ・・・」とドス黒い何かが湧き出てる事なんかもあるかもしれませんし、実際、某超絶ギタリストを観に行った際、アンコールの声に対してクッソ不機嫌そうな顔で渋々出てきた事など思い出します。

 

でまぁ、自分もどちらかと言えば捻くれていたり歪んでる方でして、褒められたとしても真に受けない面倒な性格かもしれません。

上手いと言われようが何だろうが悪い部分が気になって仕方ない、出来ない事があると不満を抱いたり不安になったり、ライブなどでのミスもよく覚えてたり引きずったり、そういうタイプだった気がします。

最近はだいぶ気楽になってきた様に感じますし、人が何言っても知ったこっちゃないって感じになってきましたが、自分の人生、苦悩に満ちながらベースを弾いてた時間の方が多かったんじゃないかとすら思う事も。

 

しかし、褒められたら素直に喜ぶ方が健全で前向きだろうって一方、それが主たる原動力や目的になってしまう様だと、実は辛い面もあるんじゃないかと想像します。

極端な話、他人からの影響でしか自分を動かせなくなってしまうとなると、ちょっと不安定だったり精神的に揺れやすい状態にもなりそうな気がするかなと。

多くの人達から力を貰うとか、支えてもらう事によって生まれるエネルギーが計り知れないというのは分かりますが、非常に大きな力になるだけに、それが得られなくなった時の弱さや怖さってのもあるんじゃないかと考える次第。

 

先日の話ではありませんが、やる気やモチベーションに頼ったり、しかも、それを他人に求め依存してしまう様だと、自分の意思とは関係ない人生を送る事になる気がすると言うか、個人的には何か嫌だなぁと思ったり。

 

そういう意味ではホント、誰に褒められてもそこまで特別嬉しい訳でもなく「もっと頑張ろう!この人に認められるようにしよう!」とか、そうやって強く影響される事ってのがあまり無かった為、自分は楽器を弾き続ける事が出来たのかもしれません。

まぁ、何も背負ってないとか人間的に大した成長もしてないってのも否定は出来ませんが、ベースを弾くのが未だに楽しいし、縦振動でも何でも一生研究し続けられるなって確信はあるところ。

 

基本ネガティブで飽き性で覇気も無いけど、不思議とベースだけは続いたという、何だか面白い話だと思う次第。