ポングとベース

ベース楽しむ人生を

ベース初心者・中学時代(18) 文化祭ライブの成功の要因を考える

文化祭ライブは成功だったと思いますし、評判も良かった記憶があります。

それを見て楽器をやりたくなったり、実際にギターとか買って始めてみたり、そんな話も聞きました。

恐らく、見てる方も結構印象的だったんじゃないかと。

 

そんな思い出深い文化祭ライブ、何で成功したのかを考えてみると、これはまぁ、結構分かりやすい理由の気もするところ。

まず単純に音がデカかったですし、その迫力がやはり凄かったはず。

ヘラヘラダラダラと気の抜けたMCなども入れず、無理に派手なアクションをするなんて事もなく、バンドってものをストレートにやりきったという事が非常に大きいんじゃないかと想像します。

 

前年度の失敗がまさにそれと言いますか、無理に盛り上げてる感が見てて辛いなど、悪い意味で逆に記憶に残ってしまったかもしれません。

小さいアンプを使ってたのもそうですが、なんとドラムレスでロックをやるという、そのチャレンジャーなバンドの姿も色々な意味で忘れる事が出来ない。

とにかくノリが分からないし音もショボく、反面教師にするには十分すぎた次第。

 

逆に、その年で一番良かったのが、ちゃんとドラムもいたガールズバンド。

余計な事はせず、しっかりバンドやってるのが格好良かったですし、見ていて楽しかった。

極端な話、上手い下手はまたちょっと別問題と言うか、バンドならではの一体感や迫力、問答無用のエネルギーと盛り上がり、分かりやすいお祭り感など、そういうのが有るか無いかってのが本当に重要な事なんじゃないかと。

 

テレビや小さなコンポ、またはイヤホンやヘッドホンから出てくる音しか知らない人って実は結構いるのではないかと想像しますが、そこに無修正のエゲツないバンドサウンドを突き付けると、互いに結構な衝撃と快感になるはず。

ヘナ~っと気の抜けた軟弱な音ではやっぱりロックにはならないですし、綺麗な演奏で惹き付け感動させるには相当な実力が必要になる。

そう考えるとやはり、ストレートな音の説得力や迫力、分かりやすいノリとグルーブってのが、強力な武器になるんじゃないかと。

その意味では、上手いドラムがいるかどうかってだけでもう、良いバンドになるかどうか、成功か失敗かが決まってると言えるところすらあると思います。

 

ギターサウンドなどに関しても「所詮は中坊の音だろ?」と切ってしまうのは甘いと言いますか、昨今のエフェクターやシミュレーター頼みで作られてる様な音と異なっていた意味は絶対大きい。

あの日使ったフェンダージャガー+マーシャル直の様な荒く前に飛ぶギターサウンドや、ゴリゴリのでかいベースサウンドなど、かなり強烈だったんじゃないかと思いますし、誰であろうと決して侮れないはず。

凄く綺麗な音が出たり、上手く聴こえる機材ってのもありますが、いざバンドでは弱いとか迫力が無いとか、結構ありがちな話ではないかと。

 

それこそ、くたびれたベテランやお行儀の良いプレイヤーなどがイケイケの中学生に負けてしまう可能性は十分に有り得るし、そういった根本的な存在感やサウンドの説得力こそがバンドには必要であり、最重要にもなってくるんじゃないかと考えさせられます。

 

そして勿論、その文化祭ライブに参加したメンバーも家族も協力してくれたり、皆が一致団結してイベント成功の為に全力を尽くしてくれたってのが何より大きい。

多くの人達とその力が成功に向けて一つになり動く意味というのは、やっぱり凄いものだと思います。

 

「たかだかガキの遊びに・・・」と格好つけるのは逆にめっちゃめちゃ格好悪いってか、真剣で熱い姿に人は自然と惹き付けられるモンだろうと。

そして恐らく、そのエネルギーがあの場にはあったはず。

ライバルはいても敵はいなかった気がしますし、それも何気に重要だったのかもしれません。

中学生の文化祭の話とは言え、物事を如何に成功させるかって事においては、本質的にそんな差は無いんじゃないかと想像するところ。

 

「だったらもっと計画的にやれよ!」なんてツッコミも入りそうなトコではありますが、それはまぁ「結果オーライ!」って事でお許しを。

 

出場すら怪しかったバンドと無くなってたかもしれないバンド、それがホント、一人抜けた事で逆に繋がったり、イベントが成功する要因にもなるのだから世の中分からない。

一年半は弾いていた自分や、もう数年は弾いている上手いギターもいる一方、始めて数か月のドラムとか更に日が浅いギターボーカルまでいたり、それが集まって一週間ぐらいで何とかなってしまうのだから面白い。

うだうだあ-だこうだ言ってないで、成功に向けて突っ走るのが一番なのかもしれません。

 

粋がったり悪ぶったり、半端に利口で大人ぶってる人間の方が何の存在感も示せなかったという、何だか皮肉な様な世の中ってそういうものだなと、今考えても勉強になるところが沢山ある様に感じる次第。

 

ま~、とにかく濃い時間を過ごした様な気がします。