ポングとベース

ベース楽しむ人生を

縦振動のタッチ 効果と成果をより実感する為には

こちらは前回。

pompombass.hatenablog.com

 

縦振動のタッチを習得するにあたって効率を求めるのであれば、これはやはり、タッチによる変化がちゃんと表れてくれる楽器を弾く事が重要だと思います。

反応が鈍臭かったり希薄な物だと練習も面白くないんじゃないかと。

地道に長く続けていく必要があるからこそ、その積み重ねや成果を確実に実感できる物を選んだ方が絶対良い。

自分の音が太くなったり良くなっていくから楽しいのであって、変化も結果も出ず、ただ単に修行や苦行みたく続けるのは厳しいはず。

 

ジラウド店内で実際に縦振動を習った経験がある人はよく知っているかと思いますが、一番はOPBを弾いてみるのが分かりやすいかなって印象。

とにかく磁界が限定的でピンポイントに弾かないと良い音がしてくれない為、タッチが甘いと悲惨な出音になります。

ジラウド製ではありませんが、自分もOPBを購入して必死に練習した時期がありますし、このベースで太く立ち上がりも良い音を自在に出せるならば、相当にタッチコントロールが出来ている事になるのではないかと思います。

 

OPBではあまりに極端すぎて実戦で使うには辛いと言う場合、シンプルなパッシブJBなどを弾くのでも良いかもしれません。

これもやはり、基本的な力量が問われる楽器なんじゃないかと。

無駄に個性を主張したり、変に凝ろうとしたアクティブJBとかジョイントを貧弱にした物だと、大抵は劣化させてショボくなるだけな印象な為、ごく普通な物の方が良い様に感じます。

2PUとトーンの組み合わせでも幅広く音作りは出来ますし、そこに強力なタッチも加わってくれば、それだけで十分やっていけるサウンドを出せる様になるはず。

EQやコンプ、エフェクターなどに頼る必要も無くなってくるかもしれない。

 

で、OPBは勿論、JBでもちょっと辛いなんて事であれば、PBを弾くのでもとりあえずは良いんじゃないかと思います。

磁界が広がると言いますか、タッチに対しても寛容になってくる印象。

それでも、巷のアクティブ楽器しか弾いた事がないとか、音の太さはプリやエフェクター任せなんて感覚になってしまってる場合、そのシンプルさが非常に手強い存在になってくるはず。

ある意味ではJBより難しい面がありますし、一本弾き込んでいってみれば、自然とタッチの方もかなり鍛えられていく事になるのではないかと。

 

パッシブ信仰みたいなのは個人的には嫌いですが、しかし、定番のパッシブ楽器をまともに鳴らせないなんてタッチでは不味いと思うのも事実。

それで個性だの拘りを主張しても正直、あまり格好良い話ではない気がする為、当たり前の様に自分の手で鳴らせるに越した事はない気がする次第。

 

ただ、一つ注意と言いますか、パッシブ楽器の場合、アンプの入力インピーダンスに左右されてしまったり、環境によっては本当に酷い音になったりもしてしまうので、良質なバッファでも一つ持っておくと効果的なんじゃないかと思います。

変にこじらせ、無闇なパッシブ信仰を持ったりする様なのもどうかって気がしますし、ちゃんと現実的な対処もした方が良いはず。

タッチが問われるのに、音が細いとかパワーが無いからと高出力のPUに交換したりとか、それでアクティブ嫌いとかパッシブ愛好家を公言しても何だか本末転倒な事をやってる様な気がするところ。

 

また、ネックが弱い、ボディもスカスカ(重量の問題とはまた違う)なんて場合、楽器本体が全然鳴らずに肝心の低音が全く出てこない可能性もある為、やはり、ある程度のラインはクリアした物を選択すべきかなと。

アンプにしてもそうですが、出てこないものを一生懸命に鳴らそうとしても変化が無くつまらないだけなので、まずは良いシステムを体験するのが一番だと思います。

 

何度も言う様ですが、タッチに対する反応も変化も無いってのは本当に辛いです。

オーディオなどでもそうなのかもしれませんが、そんな粗末なシステムに触れているのが常なのであれば、これは確かに、オカルトや宗教扱いをするのも仕方のない事なのかなと考えるところではあります。

どうやっても変化の実感が出来ないんだから、そりゃ胡散臭く見えるんだろうなと。

自分だって、しょーもない安物楽器とミニアンプの組み合わせとか、PCとヘッドホンに浸って楽器を鳴らすのが常なんて事であればまぁ、感覚がどんどん鈍くなっていくだろうなと想像します。

ただ、それは言ってて悲しくなる気もする様な。

縦振動に関する話が誇張とか眉唾に思えるのであれば、何となく察するものがあるかもしれません。

 

縦振動やタッチコントロールの話に限らず、練習の成果を実感したいのであれば、これはやはり、それを素直に正直に出してくれる物を使用したり、環境を整える事が重要ではないかと痛感します。

ちゃんとしたシステムでOPBを鳴らすとま~、超悲しくなるか楽しくてたまらなくなるか、極端に体験できて面白いですよ。