ポングとベース

ベース楽しむ人生を

D.markのキャビネットは面白い

冷蔵庫系定番アンプが嫌いとか、そもそもベースアンプ自体にあまり興味が無い旨の話をしましたが、冷蔵庫系のキャビにはそれはそれでメリットも感じるところ。

如何に自分好みの高性能な物があったとしても、それを膝の高さ辺りから鳴らしているだけでは、モニター的にはあまりよろしくない気がします。

しっかり耳に届かせる為には、角度を変えるなり台を使うなり何なり、アンプの位置を整える事が大切になるかと思いますが、ただ、それで気持ちの良いベースサウンドが得られるかどうか、それはまた話が違ってくるかもしれないから何とも難しい。

 

最近ではどうか分かりませんが、大型なベースアンプシステムと言うと、15インチ一発+10インチ四発の組み合わせなどもスタンダードな方かと思います。

モニターしやすい状況や自分が気持ち良く弾ける為の環境作りと言いますか、それを考えると結局のところ、冷蔵庫サイズとは大袈裟な様でも、近い様なシステムや工夫が必要になってきてしまうのかもしれないと感じる次第。

スピーカーユニットの大きさはどうあれ、そりゃ耳に近い高さや場所で鳴ってる方が聞こえやすいに決まってるはず。

そして、体で感じる様な圧があった方が、ベース弾きだったら気持ち良いかなと。

 

しかし、いちいち大がかりなシステムにしなければならないのも大変な話ですし、かと言って前述の様に、聴こえやすい様にだけ調整するやり方が気持ち良いかは微妙。

ライブなどでアンプを使わず、転がしやイヤーモニター等オンリーでやると言うのもなかなか高度な話の気がしますし、音響環境や音作りってのは本当に難しい問題だと思います。

 

前置きが長くなりましたが、そんな葛藤があろう中で面白い存在だと感じたのが、D.markのモニターシステム。

 

全指向性スピーカーと言うのか、 座っていても立っていても、横でも前でも後ろでも、不思議なぐらいに同じ音が聴こえてくる印象でした。

何だか通販番組みたいな流れではありますが、楽器用でもこんな物を作れるのかと驚いた次第。

自分の所有しているW-BASSなんかはウッドさながらのサウンドになったり、一方、スラップしても意外と気持ち良かったり、これは弾いていて本当に面白かったです。

ローBの音程感が非常に良いのも多弦使いとしては好印象。

 

とは言えまぁ、実際に所有している訳ではなく、ジラウドの方に置いてある試奏用の物を弾いただけな為、ライブなどでの弾き心地や使い勝手は未知数。

「ガツン!」と正面へと飛ぶ指向性の強い鳴り方が好きだったり、分かりやすい強烈なパンチが欲しいなんて場合、物足りなかったり違和感もあるかと想像します。

でもホント、こういうのがもっと色々出てきてくれたら面白いのにな~、と感じるのは確かなところ。

 

「 ロック専用!」みたいな物や、レンジの狭い物をモニターとして平気で使う事には非常に強い疑問を感じますし、かと言って、ただ音が聴こえてればいい、音程だけ分かればいいと言うのもやはり寂しい話。

数ある諸問題を放置したままにせず、より気持ち良く演奏出来るシステム・環境が増えていってくれれば、それはとても素晴らしい事だと思う次第。

 

そんなのは邪道だとか無意味だとか伝統がどうとか、頭硬く構えるのが音楽の世界ってんじゃない方が良いかなと。

これから新しく良い物がどんどん出てきてくれたら、それが何よりかもしれません。

 

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