ポングとベース

ベース楽しむ人生を

エフェクターが苦手な本音

音痩せするのが嫌とかシンプルにベース本来の音をとか、

そんなもっともらしい理由を語りたいところだが、

正直な事を言うと扱いが面倒ってのが一番辛い問題だったりする。

本格的なボードを組むと重さがそれはそれは凄い事になるし、

移動がきつくなるのが個人的には嫌で仕方ない。

雨の日だったら特に気分が最悪になるかもしれない。

ライブになれば長いケーブルが必要にもなるし、

エフェクターが必要と言う事は必然的に本数も増えてくるし、

トータルしていくと重さも苦労も本当に馬鹿にならなくなってくると思う。

 

また、頭が固いと言うか情けない理由かもしれないが、

複雑な踏み替えが苦手なのでそれが嫌で使いたくないところだったりもする。

「この曲のこのタイミングでこれをオンにしてこれをオフにして次の曲は・・」

とかいちいち色々考えながら弾くのがストレスになる為、

やはりエフェクターを積極的に使おうとはならないし無理だと感じる。

この辺の管理が出来る人というのは本当に凄いと思う。

よく全部記憶しそれを実践出来るものだと素直に尊敬する。

 

そして更に幼稚な事を言うと予算の問題が出てきたりもする。

理想のエフェクターシステムを実現する為に大金をかける人もいるはずだが、

自分の場合はその予算は楽器や他のところに行ってしまうかもしれない。

現物とその音を知りさえすれば確かにその気になる可能性あるとは思うが、

欲しくなったら別にボスでも良いかなぁとかそんなノリになってしまいそうだ。

定番を安心して使えたらそれが何よりとか考えてしまう様な気がする。

誤解を承知で言えばエフェクターはオモチャ的であってほしかったりするので、

余程に納得した物でない限り一台に数万もの投資をする気にはならないと思う。

 

あれこれ並べたりセッティングを変えたりアイデアが出てきたり、

そうやって音作りや作曲・演奏を楽しむ気持ちも確かに分かる。

自分もブレンダーを購入して様々なエフェクターと原音のミックスをしたり、

如何にベースで実用的かつ派手な音作りをするかと試行錯誤した事がある。

そしてそうやって悩ましくも楽しい時間を過ごしたかと思う。

しかしそれが何だか今ではほとんど手を出す気にならなくなってしまった。

とにかく面倒事とかトラブルの方を大きく感じる様になってしまい、

「別に無くてもいいかなぁ・・」と年寄り臭くなりつつある気がする。

 

ベースをケースに入れそれだけで気楽に移動出来る良さったらない。

必要になるのはストラップ、チューナー、ケーブル、そんなところか。

ドデ~ン!とごっついボードを組むのも良いが、

あれをコロコロとかに乗せて混んだ電車に乗るのはきつい。

エレベーターやエスカレーターなどが無い場所を移動するのもきつい。

軟弱極まりない話な様だが自分はそれで心が折れてしまうかもしれない。

エレクトリックベースの魅力は気楽に扱えるお手軽感にもあると思うので、

それをエフェクターに潰されたくないと感じるところだったりする。

 

今後もしも自分がボードを組む事なんかがあったとしたら、

それはそれは力の抜けたやる気の無さそうな物になると思う。

とにかく気張らず扱いやすく値段も手頃な物にしたい次第。

エフェクターだけで10kg近くあるとかそれ以上も普通とか本当に勘弁な話。

極端な様だけどちっこいマルチでも役割を果たせるならそれでいいかなと。

今の時代、マルチの性能もかなり上がってるのだろうと想像するし、

あれこれと悩む必要も大した出費も無くて良いかもしれない。