ポングとベース

ベース楽しむ人生を

Jiraud Type4 Farad ケーブル

他に何を使っていただろうか?と言うぐらいずっと長く使ってるケーブル。

ギタリストの友人とブラインドテストなんかをした事もあるが、

これが圧倒的にレンジが広く解像度にも優れているのが分かった。

かと言って小綺麗にか細く聴こえるだけという物なのではなく、

ガツン!と鳴らすのにも全く問題ないと言うか楽器的に良い物という印象。

価格と言い高級オーディオケーブルの様なノリで作られたのとは違うと思う。

 

ちなみにそのブラインドテストの中で一番ガッカリしたのは、

ナチュラルさが売りで業界でも評判みたいな奴だった。

自然だから地味に聴こえるかもしれないとかそういう問題ではなく、

単純に音が小さくなった様に感じるし張りも無いしこもってるしで最低な評価。

ここで言うのも矛盾な様だがレビューなんか当てにしない方が良いと痛感した。

そしてそれと同時にケーブル探しなんかやめようとも思ったかもしれない。

 

そういう意味では以前のパッシブやバッファなどの話ではないが、

高級ケーブルになど拘るよりインピーダンスの処理をまず考えるべきかと思う。

ケーブルに数万円もの投資をするのと良質なバッファを短距離で通すのと、

果たしてどちらが高域のロスが無いか抜けが良いのか比較するまでも無い様な。

また、逆にアクティブの楽器を使っていたとしても、

そこまで神経質にワイドレンジな特性が必要になる物がどれほど存在するのか、

正直言ってかなり疑問になるところではある。

ケーブルへの投資で音的に解決する事ってどれぐらいあるのだろうかと。

 

どんなに音が良かったとしても耐久性に難があるのでは困るし、

やたら硬かったり太かったり柔軟性に欠けて演奏時の邪魔になるのも辛い。

高級だろうが何だろうがいざ本番でトラブルが起こるのでは意味が無い。

これは音が良いか悪いか以前の問題ではないかと感じる。

接触不良や接点不良が日常茶飯事でいつも怯えてるとか笑えない話だ。

 

 自分が使ってる限りの話ではあるが、

ジラウドのケーブルでトラブルにあった事は一度も無い。

使い方にもよるのかもしれないが非常にタフで安心して使える印象。

何か良い物がないかと好奇心で他に手を出した事があるのも正直な話だが、

結局はこれが一番何の問題もなく使用出来て余計な事も考えずに済んだ。

「もっとワイドレンジに!」とか「もっと太く!」とか思う必要もないし、

ケーブルにそれを過剰に求めてもおかしな事にしかならない気がする。

 

しかし残念ながら現在では生産が終了しているのが実に惜しいところ。

予備でほぼ新品の物を持ってはいるがそれでも不安な事に変わりはない。

材料の問題から再生産は絶望的な状況かと思われるし本当に残念だ。

ただ、ケーブルを一つのパーツや消耗品と考えた場合、

特定の物に拘ったり依存しているのが良い事とは思えない気もしてくる。

そういう意味でもやはり高級な物に手を出すのはどうなのかと疑問が湧く。

アンプにしても常に自分のセットを持ち込むのは容易な事ではないし、

結局は自分のタッチと音作りに自信があるのが一番健全で良いのかもしれない。

そしてそれにちゃんと答えてくれる楽器があれば何よりかなと。

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