ポングとベース

ベース楽しむ人生を

縦振動のタッチと初心者

縦振動は非常に高度で初心者にはハードルが高すぎるとも思われそうだが、

まだ変な癖が付いてなかったり指が固まってない方が実は有利かもしれない。

知人から聞いた話だが夫婦でジラウドに行き縦振動を教わってみたところ、

何と全くの初心者の奥さんの方が良い音を出してしまったそうな。

欲も何もなくただの興味本位だったのが良かったのかどうかは分からないが、

妙な癖や凝り固まった拘りなどが足枷になりやすいのは間違いないと思う。

他にも女性ベースプレイヤーが習ってみて即良い音を出した例はあるらしく、

単純な力や手の大きさなどが決定打になる訳でないのを証明してる様な気がする。

 

まぁそうは言ってもそれそのまま上手くなれるのかどうかは分からないが、

とりあえず初心者だからと恐れる必要は全く無いと自分は思う。

と言うかむしろ羨ましく見えるぐらいのものまであるかもしれない。

本当に遠回りしてきた身なので早い段階で習える事の素晴らしさを痛感する。

もうとにかく癖は抜けないし余計な力は入るし頭も固まってるし、

それをまた一から見直したり崩したりが非常に大変な作業になる訳である。

練習熱心な人ほど逆に体はどんどん固まっていく恐れもあると考えると、

一刻も早くまずは実際に体験してみた方が良いと思う。

鍛え上げたベテランほど道のりが遠くなる可能性もあるのだから、

初心者こそ何でも吸収出来るという強力な武器を持ってると自覚すべきかも。

 

では逆に癖の付いた人間はもう駄目なのかと言うとそれも違うだろと思う。

そんな癖が付くまで熱心に練習を積み重ねてきた人間な訳なんだから、

新たに上手くなれる要素や新鮮な感覚を見つけられたら絶対に燃えてくるはず。

完璧な理想通りの動きが身に付けられるかどうかはその人次第になるだろうが、

そこまで辿り着かずともタッチに対しより深く向き合う事には絶対に価値がある。

たった一音を太く重く弾くだけでも曲に対する影響は確実に出ると思うし、

その音が存在するだけでより音楽的に素晴らしくなる可能性もあるかもしれない。

まだまだもっと上を目指す人であるならばこそ縦振動は体験してみた方が良い。

 

縦振動のタッチの何が問題かってこれは本当に自分も強烈に感じるけど、

結局のところまだ知らない人が大勢いる事なんじゃないかと。

正直な事を言えば誰よりも情報が欲しいのは自分だと言いたかったりもする。

すでに極められた確立された技術の様な話になっている気もするが、

実はまだまだこれから研究がされていくものなんじゃないかとも思える。

より理解が深まっていけば更に進化していく事も洗練されていく事も可能なはず。

ギター顔負けの超絶技巧や人間離れした技術を追い求めるのも良いが、

それを更に強力なタッチで弾ける様になればとんでもない事になるかもしれない。

シンプルなフレーズやグルーブを追及してる人にはそのまま凄い武器になるし、

もっと多くの人に伝わっていけば良いんじゃないかと考える次第。

 

「小難しい理屈はいらねぇ!」なんて人にも中にはいるだろうが、

縦振動によるベースサウンドは単純に理屈抜きに素晴らしいですよと言いたい。

それこそ楽器なんて弾いてない人にもお客さんにも伝わるはずだし、

本来の良い音ってそういうものなんじゃないかと思う。

やっぱりベースらしい低い音太い音って良いものである。

タッチが向上してくれば単純なルート弾きでも本当に気持ち良くなってくる。

初心者であるならばこそ縦振動を身に着けバンドで試してみると良い。

絶対これまで以上にベースを弾くのが楽しくなるはず。

ベテランであるならば強力な壁に立ち向かうつもりで挑んでみるのも面白い。

それこそドラゴンボールの様なノリで修行するのも悪くないかも。