アンソニージャクソンとジョンマイアングの楽器を考える。

二大ヒーローのベース追求 十代の頃から変わらずヒーロー。永遠の憧れ。ミーハーってぐらいに好きな二人。自分が元々6弦弾きだったのも大きいけど、6弦云々を抜かしてもずっと尊敬してやまない。 二人の共通点・・・なんて考えるのは安易ではあるが、そのあ…

SLB300PROのデモライブ&試奏レポ。

歴代SLB勢揃い 池田達也さんと田村晋也さん(SLB開発者)のトーク&ライブ。 SLB100、SLB200、SLB200LTD、SLB300、SLB300PRO×4。八本のサイレントベースが並ぶ様はなかなかに壮観。異様な光景に見えるのではなく一目で楽器と分かる姿、風格にクオリティ、その…

シンプルなフレーズ、退屈な刻みを楽しくするには?

自分の弾き方と音を好きになる ベースを始めて1年ぐらいの頃、「ベースってこんなのばっかりなのか?何弾いてるのかよく分からない・・・もっと違う事をやりたい!」と、そのフレーズや存在に疑問を抱いたものである。単純なロックベース、8ビートの刻みには…

ジラウドとの出会いと旅路を振り返る

ジラウドとの出会いと旅路 ※過去に書いた全13記事分をまとめました。 ジラウドとの出会いと旅路 1. キッカケはベースマガジンと5弦探し 5弦探しと失意の思い出 ベースマガジンの広告でジラウドを知る 今現在に至るまでの最強インパクトとの出会い 2. 歓喜…

コントラバス再挑戦 EUB・サイレントベースを越えて

ポングとコントラバス ポングとコントラバス アップライト道・三度の挫折 Gliga・1/4サイズ・スモールコントラバス 友人のおすすめ品 エレクトリックベース的なスケール 生音も本当にコントラバス 今後もこの記事で更新の予定 追記1 2021/12/31 合わせて読み…

パッシブベースと上達の思い出

パッシブベースと上達の思い出 パッシブベースと上達の思い出 音楽学校時代の敗北感 メインで使っていたのはアクティブ パッシブ使いの仲間達に嫉妬する 弾きたくなるパッシブベースとの出会い 手にして分かったパッシブの魅力と上達の実感 初パッシブ初フレ…

ブログガイド・記事リンク

所有機材 アンプ・スピーカー 弦・パーツ・エフェクター ギグケース・ストラップ 奏法・練習との向き合い方 縦振動のタッチ・太い音の出し方 左手の研究・1フィンガー・スラップ・速弾きなど 才能考察・練習意欲向上・自己分析 楽器選び・向き合い方 実体験…

使用ベース弦まとめ

■本ページはプロモーションが含まれています。 Richard Cocco ステンレス弦 10年以上愛用のメイン弦 長寿命でめっちゃくちゃお得 タッチと音作りでより魅力的に長寿命に 浮気しても結局はリチャードココに戻ってきた LA BELLA 0760M フラット弦 最強極太フラ…

ベースの速弾き 精神論、具体的、何でもありに上達を考える

速弾きへの憧れと挫折 速弾き至上主義の道は苦かった 諦めた速弾きの道 速弾きやめたら速くなった そもそも深く考えてなかった 速弾きする為の脳と道具について 道具でつまづくな マシンが遅くちゃダメ 高速仕様のベースを弾く 小難しい哲学練るより脳のリミ…

ベース・1フィンガー奏法の研究

■本ページはプロモーションが含まれています。 一本指奏法 グルーブに悩んだら1フィンガー アップストロークを入れると世界が変わる 一本指と言えばレイキングも外せない アップストロークの強化を目指す 問題点はとにかく貧弱な事 弦を持ち上げない 過剰な…

Hipshot Xtenderで二音下げ・4弦ベースのドロップCにハマる

4弦ベース・二音下げドロップC ■本ページはプロモーションが含まれています。 4弦ベース・二音下げドロップC 多弦メインで知らなかった楽しさ 低音一発の支配力 テンションベロベロ? 弦を引っぱるのが目的ではなく確実に鳴らす事が大事 Xtenderの導入 ワン…

音は後天的に太くできる。タッチは変えられる。ベースはもっと面白くなる

タッチも音も変えられる 勝手気ままに続けているこのブログ。誰かの役に立ちたいなんて崇高な意思も特になく、好きにやっているのが常。 そんな中、「真面目に人に伝えたいことがあるとしたら何だろう?」なんてふと考え、出てきた答えはこれ。 『音は後天的…

指を終始内側に丸めようとするのではなく最後に伸ばし放つタッチを考える

タッチを変える まずは実験動画。やってる事は完全に思い付き。されど、ずっと構想してたのも確か。 「そもそも指の使い方を間違ってたんじゃないか?」 ここに踏み込む内容。 弦を掴んだ右人差し指の関節を左手で押して伸ばす・・・かなり意味不明で極端な…

ベースにお気に入りのおすすめピック MASTER 8 JAPAN INFINIX

MASTER 8 JAPANのピック ■本ページはプロモーションが含まれています。 MASTER 8 JAPANのピック ベースとピックとその好みについて 一発で気に入ったピック! やっぱこのピック良い! 指と違ってピックは選べる! ついでにピックを無くす癖の解消も 合わせて…

過渡特性の実感と重要性 JBLアルニコラージモニターの衝撃

オーディオでも知った過渡特性の実感 ジラウドの福田さんが所有していた古いJBLのラージモニター。オールアルニコ仕様、恐らくマニア垂涎の品なんじゃないかと思います。こいつの音がま~超強力でした。 とにかくブッ飛ばされたのはスティングの【Brand New …

オーダーメイドでベース作るなら10本作る覚悟と資金が欲しい

オーダーメイド・底無しの恐怖と歓喜 フルオーダーとセミオーダーと合わせ、これまで五本作ってもらったことがある自分。 現物を確認できない以上、完全に博打的なのも否定できない、この世界。その熱さ喜びを知っている反面、同じぐらいの恐怖も味わってい…

ジャズベに物足りなさがあるとしたらファンタジー感かもしれない

ジャズベースへの違和感と抵抗 そのクオリティを痛いほど思い知ってきたジャズベース。 アンチフェンダーを気取って色々抵抗してきましたが、弾けば弾くほどその素晴らしさを思い知り、実用性にも感服しっぱなし。 「これ一本あれば何でもイケる!」と堂々言…

プレベのPUのポールピース間が広く作ってある理由が面白かった

PB・プレシジョンベースのPU ベーマガのレオフェンダー特集記事を読んでて驚き。 プレシジョンベースのPUのポールピースの間がなぜ広くとられているか? 『スピーカー保護の為』 なんじゃそりゃって目が点になりました。 OPBみたいに弦の直下にポールピース…

PUフェンス付けてスラップしてると20フレットにしたくなる

PUフェンスとスラップと20フレット ■本ページはプロモーションが含まれています。 入手以来、完全にハマってしまったジラウドのメビウスPB。そして予想外に気に入りつつあるのがPUフェンス。 スラップによし。指弾きに使ってもよし。以前は全然合わなかった…

タッチの基礎をゆっくりじっくり振り替えるここ最近

タッチの見直し ジェマーソン弦、エクストラスーパーライト、極太と極細の両方を試してみたり、色々実験したい衝動に駆られている、ここ最近。縦振動のタッチの研究に関しても、見直している日々を送ってます。 そこで気付いたのは、 「弦を押し込む前に弾い…

Daddario EPS180 エクストラスーパーライトベース弦を試す

ダダリオの細いベース弦 ジェマーソン弦にハマった反動かまた違う興味か、 「リアPUメインだったら細い方が良いのか?」 こんな好奇心からダダリオのクソ細いゲージを試してみた次第。 【95.75.55.35】 いや、本当に細いですね。4弦がジェマーソン弦の3弦と…

縦振動のタッチの上達と実感・ボディ鳴りとタッチレスポンスについて考える

OPBが分かりやすくはあるが・・・ 縦振動のタッチと言えばOPB。超シンプルなシングルコイル。小さなポールピース1個を各弦の直下に配置。磁界が限定的で反応がとにかくシビア。弦を押し込んで弾くかどうかで露骨に音が変わるベース。 縦振動のタッチを習得す…

修羅の門・第弐門の発勁で考えるPUフェンスの利用

修羅の門の発勁とPUフェンス ■本ページはプロモーションが含まれています。 当たったが最後の必殺技 ゆったり軽く打ってるようにしか見えない。しかし当たれば終わり。かすることさえ許されない必殺技。顎を砕き頭蓋を割る致命的打撃。三千年の歴史を誇る暗…

PUフェンスで気付く安定感の向上 無意識のミュート・使ってない弦の処理

PUフェンスの美味しさと弦のミュートと ■本ページはプロモーションが含まれています。 PUフェンスの美味しさと弦のミュートと PUフェンスによるタッチとフォームへの影響が面白い ただし親指を使ったミュートが難しくなる 多弦で培ったミュートテクニックが…

意外と荒っぽいコントラバスギター・Anthony Jacksonの謎を考える

アンソニージャクソンを語る ■本ページはプロモーションが含まれています。 アンソニージャクソンを語る ミシェルペトルチアーニトリオに感動 アンソニージャクソンとコントラバスギターの謎 我々は弦の生の音を恐れすぎなのだろうか? 挑戦精神と刺激の固ま…

良い音しすぎるフレットレスにちょっと引いちゃう話

ウッドじゃないのよエレクトリックフレットレスベース 自分の入る余地がない違和感 脳がとろけそうなぐらい官能的で甘~いサウンド。思わず涙腺が緩んじゃいそうな深い響き。生々しく木の存在を感じる質感など、堪らない魅力を持つものもあるフレットレス。 …

アンソニージャクソンと絶品のボリュームペダルワールドを語る

Anthony Jackson Vo.Pedal ■本ページはプロモーションが含まれています。 Anthony Jackson Vo.Pedal John Tropea Standard Influence Michel Petrucciani Trio in Tokyo Steve Khan The Suitcase Lee Ritenour & Friends やっぱアンソニーのペダルボイドは最…

技巧・個性を追い求めるのもいいけどトータルでマイナスになるのは考え物

個性とマイナス放置を考える 個性とマイナス放置を考える 普通なベースが喜ばれた 超絶技巧の前任者 ①周りの音を全く聞かない ②音が全然聴こえてこない ③弾かない時間が多い 個性求めマイナス一直線は辛い 技巧と努力の結果が不快を与えるだけでは悲しい 合…

今更だけどジャズベースの良さにびびる ベース選びで迷ったらやっぱりこれ

ジャズベは良い! ジャズベは良い! 弾けば弾くほど分かるジャズベの魅力 ①人と同じは嫌だ→もはや文化と概念? ②でかい楽器とか使いにくい→ジャズベは弾きやすかった ③パッシブとか時代遅れ→この回路もう古いんじゃ・・ 入口にも結論にもなるポテンシャル ジ…

手放した楽器は帰ってこない 二束三文の中古送りより現物大事に

安易に楽器を売った後悔と悔い 安易に楽器を売った後悔と悔い バッカスのフレットレスの思い出 それそのものとの再会は困難極まりない 値段・スペックだけでは語れない楽器音楽の世界 二束三文の価値で終わらす悲しさよ 合わせて読みたい オリジナルマガジン…