Cerwin-Vega V-153 PAスピーカーでベースを鳴らす

Cerwin-Vega V-153

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ジラウドの試奏システム

 

ジラウド店内を知っている人にとってはお馴染みのスピーカー。

 

全く同じモデルかは分かりませんが、あの試奏環境を再現しようと手に入れたのがこのサーウィンベガのPAスピーカー。

これでパワーアンプもVESTAXならそっくりそのままなんだけど、現在では入手困難なのがちと残念。

ただまぁ、さすがにそこまで徹底的に真似する必要もないかと考えています。

 

そもそもこのスピーカーだってそんな大した代物じゃないのが本当の話。

一本5万円ぐらい?定価がそれよりちょい高いとしても、コスパ担当って感じだと思いますし、厳選の末の極上品なんてことは間違ってもないでしょう

 

ベースアンプが嫌い

 

自分的にもそんなシリアスにチョイスしたわけではないサーウィンベガ。超高級品でもなんでもないPAスピーカー。

しかしそんなものにすら劣ってしまうのがベースアンプの多く。めちゃくちゃな特性、癖の強い仕上がりになっているものが多いから困りもの。

 

このベガですらクリーンにフラットに聞こえてしまう悲しさ・・・

 

ツイーターが付いていたとしても駄目なものは駄目。それだけでワイドレンジにクリアに仕上がるほど都合よくはありません。

 

いまだに多く蔓延してそうな固定観念、

 

「ベースはベースアンプで鳴らすもんだ!」

 

早めに脱することができた自分は幸いな人間だと思ってます。

 

今後もまだまだずっと縛られ続けるのは勘弁願いたいところ。恐ろしいほどに鈍重でレンジも狭い世界しか知らないのはよろしくありません。

「低音が気持ち良ければそれでいい!」なんて意見もありそうですが、ベーアンってやつはその肝心の低音も意外と大したことなかったりするから何ともかんとも。

 

この辺り、自分が愛用するジラウドフルチューンのスラップモード、フルブーストサウンドなど体験すればすぐ分かるはず。

これが気に入ってしまえば楽器用スピーカーからは頭が離れていくこと間違いなし。 ベース用製品の中から選ぶにしても本当に良いものを探すようになるでしょう。

 

オーディオ的だハイファイだの言ってもその実、特性もレスポンスもろくなものじゃなかったりするのがベースアンプの世界。

安価なPAシステムにすら負けるような特性のものばかりで悲しくなるばかり。いいかげんな売り文句なんか相手にしないのを推奨。

 

絶対的な存在ではない。しかし知らないのは損

 

PA用と言っても癖の塊、ローがスカスカなんてやつも存在するのが現実。ベース用の中にも素晴らしいものはあるし、その全てを否定しようって話ではなし。

「PAスピーカーこそが真実最強!」みたいなそういう、極論じみた主張をしたいのではありません。

 

一方、自分としてはやはり、「ベースにはベースアンプを使うもの!」なんて固定観念を打ち破った世界があることは声に出したいし、それはもうだいぶ古い考え方か、かなり狭い価値観に染まっていると感じるところ。

 

今はすご~く良い時代。良いものをお手頃に入手することが可能で実に素晴らしい。積極的にその存在を知って利用すべきだと考えます。

面白いことにオーディオマニアがこういったPA用機器に注目することもある様子。

高能率スピーカーに業務用パワーアンプの組み合わせ。大人しく綺麗な音に慣れている人にとっては確かに衝撃なのかもしれません。

 

いかにもベースアンプなローファイな音しか知らなかったり、それで苦労している人達がいるとしたら、音の出口であるスピーカーを見直してみるのは是非ともおすすめ。

 

価値観、世界観、自分の音も激変します。

 

音の出口が大事

 

どんなに楽器本体や技巧にこだわろうが解決しない問題。音の出口が酷ければそれで全てが台無しにもなりかねないから恐ろしい。

実際、自分の好みから言えばツイーターがないのはそれだけでアウト。帯域的に再生のしようがないのは辛いし悲しい。

 

・レンジが広い

・レスポンスが速い

・高解像度

 

この恩恵がもたらす意味は計り知れないものがあります。

 

自分のタッチと楽器の音が鮮明に分かるようになるとま~楽しい。上達のスピードも音づくりの感覚も劇的に変わっていくことを実感。

スラップやタッピングなどに対しても効果絶大。必死こいて鳴らす必要がないって凄く楽。ツイーターの存在すら知らないなんてことなら尚更というもの。

 

いやもう本当、

 

「PA用なんて楽器には使えない!」

「機械的で音楽にならない!」

「ベースアンプじゃないと壊れる!」

 

こんなことを言うのだったらちょっと考えてみた方がいい。

 

・大音量のライブでお客さんは何から出る音を聴いてるのか?

・CDや音楽を聴くのにローファイなベースアンプを鳴らすのか?

・そもそも『ベース用アンプ』って何のこと?

・その定義と音作りって誰が決めるの?

 

自分はこういう疑問を抱きます。

 

少なくとも、

 

「高域を無くしたのがベースアンプ」

 

こんな認識した物作りをするのは反対。

 

ベースに対する認識と感覚が何十年前のまま止まっているのか疑問も疑問。

ベースの技巧の進化も留まることを知らないのが今の世の中。時代遅れと偏見にも程があるってかもはや謎な領域。

 

・何十年も前のアンプを使うことが当然?

・モワモワブーブー鳴らすのがベースらしさ?

・無理矢理な加工でゴリゴリ鳴らすのが良い?

 

全然ピンと来ません。

 

ベースアンプには色々うんざりしてきた我が人生。安っすいPAスピーカーの方が遥かに良かったとか何じゃそりゃと。

繰り返しますが、早めにベーアンの固定観念から離れられて良かったと実感する次第。

 

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